こんな話・あらすじ
州知事の娘が新種のウイルスに犯される。知事がかつて製薬会社に勤務していた際に恨みを買ったようで、スコーピオンは犯人を突き止める。
キャラクターの動きや注目シーン
姉の病気で気に病むウォルター
ウォルターの過去の回想からスタート。数学教師の間違いを指摘するウォルターは、体罰教師の怒りを買ってしまいます。ぶち食らわされそうな間際に、姉のメーガンが窮地を救ってくれます。ウォルターはこれを恩義に感じているようです。いい話なんですが、子ども時代のウォルターの声はハッピーの人ですよね。日本語吹き替え。
今回はスピーディーに任務へ。州知事の下へ行くことになります。トビーはあまり税金を払っていないようで尻込みしています。彼らしいですね。
州知事の娘が謎のウイルスに感染させられたため、助けを求めているのでした。州知事が恨みを買ったために娘に危害が加えられたと予想されています。犯人は娘だけに効果があるウイルスを作り上げたようで、それが使われたので他の人には感染しません。ウォルターは冷静そうに調査を開始しますが、内心は怒りの炎が燃えていました。
ウォルターがむきになるのには、姉のメーガンが難病にかかったことと関係があります。
皆で犯人捜しの議論
州知事はかつて製薬会社で勤務しており、SMA(=脊髄性筋萎縮症)の薬の開発が途中で止められたことに怒った犯人が今回の行動を起こしたのではないかとウォルターは推理します。
皆で有力な犯人を捜し出すことになりました。製薬会社での治験の参加者に容疑者がいそうです。トビーの分析により、新薬が開発できなかったことで手痛い損失を被った人物かその関係者が怪しいです。リストを見ながら候補を絞り込んでいく過程が結構楽しそうです。
トビーが容疑者に当てはまりそうな人物を見つけ、ハッピーもそれを補強する材料を見つけますが、ケイブがいきなり翻してきます。あるシングルファーザーで、薬ができなかったために息子を失っていました。確定ではありませんが、ケイブが強く主張します。シルベスターも手がかりを見つけて、いよいよ犯人の疑いが濃くなりました。
今回は残り10分ぐらいで娘への解毒剤が完成。祝杯を挙げようとしますが、これではえらく早いです。まだ何かありますね。
新たなターゲットが明らかになり、なんとそれが州知事本人。娘だけでなく州知事をやはり狙っていたのでした。
事件解決後、トビーは別れた彼女から愛想を尽かされた電話があって自棄に。渋いシーンです。ウォルターはメーガンのお見舞いに行きます。