こんな話・あらすじ
殺されたヴァネッサのように暴行を受けていた女性を捜してロス市警重大犯罪課の捜査は州を超える。そして証言を得た結果有力な容疑者が浮上するが、何者かに撃ち殺されてしまう。
キャラクターの動きや注目シーン
レイダーは休んでいてほしい
女性弁護士と、彼女に暴行事件の相談をしていた女性が相次いで殺された事件。重大犯罪課は他にも暴行の被害者がいると考え、弁護士の記録から他の州へも出向いて被害者を捜していきます。
その関係でラスベガス暑のリンダ刑事からサンチェス宛に電話が入ります。セクシーな感じでサンチェスとは関係を持ったことがあるみたいです。結構やることやってますね。暴行被害者の女性が被害に遭ったその足でラスベガス署へ訴えに訪れたのですが、クスリを所持していたという理由で自分がそのまま逮捕されるというスピード感のある捜査が魅力です。ひどいね。
いろいろと情報が集まってきましたが、このファイナルシーズンでは結構な懸念があります。それはレイダーの健康面。心筋症を患っており、今回は心臓に異常を知らせる器具を埋め込んだレイダー。医師からは激しい運動を禁じられ、プロベンザらも休むように求めてくるのですが、お構いなしに使命感から捜査を続けます。うーん、強情です。もう勝手にやればって感じで見ていたのですが、今回の最後ではまた倒れます。ちょっとは反省してほしいです。
頭の良さそうな男性退場
私はこの事件の犯人は頭の良さそうな男性だろうと予想しました。およそ女性に暴行をするような人に見えないと言う証言がありましたから、表面上は紳士的かつ理知的であろうと考えたためです。序盤は野卑だったりふざけていたりという男性ばかり出てきて、頭が良さそうにはあまり見えませんでした。得意分野では秀でた能力を発揮しているのでしょうけれど。
ところが前回の最後の方に出てきたのがビル・ランドンという男。クレイグのライフコーチをして助言を与えたり、セミナーや講演会で悩める人たちにアドバイスを送って著書を買わせたりしています。カリスマ性があるんですね。
彼なんか結構怪しいぞと思っていたら、今回は重大犯罪課の捜査の結果、有力な容疑者となります。セミナー中に連行されるという屈辱的な扱いですが被害者も多いことを考えると当然の仕打ち。
しかし彼に警察で喋られるとマズいことでもあるのか、今回の最後には殺されてしまうのでした。となると犯人は誰なんでしょうか。自分としては男が犯人と決めつけていましたが、意外と女性が犯人なのかもしれません。