Major Crimes〜重大犯罪課 ファイナルシーズン 3話「聖域都市: パート3」

MAJOR CRIMES ~重大犯罪課 ファイナル・シーズン 前半セット(1枚組/1~5話収録) [DVD]

こんな話・あらすじ

姿を消したジョナス神父はメキシコへ渡っていた。捜査が膠着状態に入ってしまったが、白人至上主義者のマーヴィンが何かを知っているとみてマークし、ついに連行する。そんな中でサンチェスが復帰する。

キャラクターの動きや注目シーン

メキシコへ消えた神父

男子学生3人の失踪事件について、何かを知っていると思われたジョナス神父はなんとメキシコに渡っていました。こういうことをされるとロス市警と教会の間の溝が深まりますね。レイダーなんかは教会へよく行くので気まずくなるとプライベートでやりにくいでしょう。

今回はついにサンチェスが復帰します。母親をインフルエンザで亡くして旧家扱いでしたが、予定より早い復帰に重大犯罪課は盛り上がりました。FBIの助っ人や転入のカミラとも挨拶。

そんな中で新たな手がかりを見つけ出したのはバズでした。マーヴィンを銃を扱う連邦ライセンスを持っていますが、撮影した動画内で使っていたフラッシュサプレッサー(銃身の先端に装着し発火を抑える装置)はそのライセンスでは扱えないものだったということで、これでマーヴィンをFBIが連行できるようになりました。

マーヴィンがいない状況下で娘のケリーへの事情聴取が行われ、そこでまたジョナス神父の名前が出てきたりもしますが、いなくなった3人の複雑な恋愛関係なども明らかになり、進展を見せます。学生の恋愛関係メインになってくると少し個人的に興ざめなのですが、まだ動機に関わるかどうかはわかりませんね。

倒れるレイダー警視

バズは今回さらに活躍しており、マーヴィンが動画を撮影していた広場のようなところをマップから探し当てることに成功します。プロベンザやタオが向かって小屋を捜索しました。

何か入っていそうな大きな箱があり、まさか学生達の遺体ではと捜査員達が色めき立ちます。しかし中を開けてみるとレーションだったみたいですね。まあ、遺体は入っていないだろうと最初から思いました。前回も書きましたけどマーヴィンが犯人だと何も意外性がないですし、この話も今回が5話中3話目ですからここで解決するわけがないと思われますから。

マーヴィンの小屋は空振りだったというわけではなく、タオがマーヴィンのパソコンから手がかりを見つけ出します。最近よくわからないのですが、吹き替え版ではこのところタオ警部補がプロベンザ警部補に一方的に敬語を使っているように見えます。以前のシリーズだと吹き替えではため口だったと思うのですが。階級も同格ですし。
プロベンザがいつの間にか警部に出世していたのかと思ったぐらいです。実際は警部補と呼ばれていたからそんなこともないですしね。

そして今回はレイダーがしばしばめまいがするような描写が入っていました。体調不良をおして捜査していますから、疲れが出たのでしょうか。今回の最後ではFBIの行動に激怒したレイダーが怒りながらついに倒れてしまうという非常事態。次回は誰が指揮を執っているのか注目されます。

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