Major Crimes〜重大犯罪課 シーズン5 16話「キーレスエントリー」

こんな話・あらすじ

男性が自宅で殺害されるが、その時間帯に妻は外出中、息子は妻の元夫と共に島で遊んでおりアリバイがあった。家の鍵はキーレスエントリー式で登録が必要だが、家族以外の部外者が使った形跡はない。

キャラクターの動きや注目シーン

サイクスが主役の回

今回のメインはエイミー・サイクス刑事です。たまにあるサイクス主役回ですね。以前の事件で関わった元刑事のヒックマンも出てきたりします。

サイクスが主役と言っても、いきなり法廷でサイクスが証言するシーン。どうも事件の担当捜査員としてロス市警を代表して出てきていそうです。

相手側の弁護人がリンダ・ロスマン。この人はフィリップ・ストロー側の人間として法廷の場でもラスティらと対立していました。仕事はできるのでしょうがどうも相手の行動を予測し損ねるきらいがあり、しばしば痛い目に遭っています。途中までは優勢なのに最後にひっくり返される印象があります。
ただ私、個人的には、このリンダ・ロスマンは応援しています。演じているジェリー・ライアンは海外ドラマ「レバレッジ」でタラ・コールという助っ人詐欺師役だったからで、そのキャラとあまりこのロスマンは印象が違わないんですね。だからタラを応援しているような感覚で見ています。

アリバイ崩しに挑む

事件は男性が自宅で殺害されたというもので、容疑者としては妻、息子、そして妻の別れた夫あたりですね。動機としては妻の別れた夫に一番ありそうですが、息子と島に行っていたというアリバイが結構強固。そこでロス市警は監視カメラを調べたり島の人に証言を得たりといろいろやります。

この家はタイトルにもあるキーレスエントリーを採用しており、サイクスは現場検証時にこのキーレスエントリーを試すために自分のスマホにアプリを入れます。しかしそのことを捜査情報の開示の際に伏せていたことをリンダ・ロスマンに突っ込まれて、陪審員達の心証を悪くしてしまいました。

かつての事件で会っていたヒックマン元刑事が登場。ロスマン側に付いていそうなのですがちょいちょいサイクスに助言めいたことを言ってくれます。割と面倒くさい奴です。

サイクスがやられっぱなしで話が終わるわけもなく、皆が帰ってからもアリバイトリックを破ろうと頑張っているサイクスの姿が描写されたりしてフォローされています。唐突に犯人がわかってこの話は終わりです。終わってみるとなるほどといった感じでした。

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