Major Crimes〜重大犯罪課 シーズン5 19話「ひき逃げ犯の行方」

こんな話・あらすじ

黒人男性が自転車で移動中に車に轢かれて引きずられて死亡する。フリッツ副本部長補佐はひき逃げ事件と主張するが、重大犯罪課はそれ以外の可能性を探る。

キャラクターの動きや注目シーン

非の打ち所のない被害者

今回はいきなり黒人男性が自転車で寄るに移動中に、後ろから車に追いかけられて轢かれて死亡してしまいます。
視聴者側は轢いた犯人が明らかに殺人狙いでつけ回していたことがわかるのですが、ロス市警はまずひき逃げを疑ってかかります。

フリッツ副本部長補佐は、最近多いひき逃げ事件についての捜査を重大犯罪課に任せてきます。交通課でなくなぜ重大犯罪課?思う一同。疑問はもっともです。フリッツに言わせるとひき逃げの増事態が重大事件だからだとよくわからない理屈なのですが、ともかくこの事件も重大犯罪課預かりになります。

調べが進んだ結果、被害者のウィル・サックスには全く非の打ち所がなかったことがわかります。成績優秀で親は金持ち、婚約者がいてボランティア活動にも熱心。恨んでいる人が見つからずに犯人捜しは難航しました。

まあそういう人は嫉妬を買うということも多いんですよね。私もそうですが劣等感を抱えている人は何かのきっかけでターゲットを選ぶとしたら、こういう皆に好かれている人にしちゃおうかなとカンガテも不思議ではないですからね。自分と同じぐらい不幸な人をターゲットにしたらかわいそうじゃないですか。

プロベンザ引退か

今回の犯人は、唯一動機らしい動機を持っている人物。被害者を轢いた車を修理に出しているはずなので修理工場を探すことになるのですが、そのやり方が珍しく荒っぽいので驚きました。容疑者の別の車の窓ガラスをサイクス達が夜中に割って、朝に容疑者が修理工場へ行くからそれを付けていくというのです。こんなの悪役のやり口じゃないかと思いました。

今回はサブ的なエピソードも並行して進んでいますね。何かというと警察官引退をプロベンザが考えているという話。フリッツとレイダーの結婚に関して招待状のデザインの意見を聞かれて家に行っています。
付き合っているパトリスに様子が変だと尋ねられ、引退を考えていることを明かします。この会話の最中に、事件の根幹に関わる手がかりにプロベンザが気づくという展開になりますがちょっと無理矢理かもしれません。

早ければ来週にも辞めるといっていたプロベンザ。結局彼は辞めるのかどうかという注目も集まりましたが、結局最後にレイダーと話して翻意したのか、次の回でも普通に登場しています。

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