Major Crimes〜重大犯罪課 シーズン5 20話「爆薬の使い道: パート1」

こんな話・あらすじ

男性が家で殺害された事件を捜査しにロス市警が現場に赴くが、現場に置かれていたラジオを調べようとしたところ爆発し、捜査員が犠牲となってしまう。

キャラクターの動きや注目シーン

タオの痛恨の判断

シーズン5も終盤。前後編で終わります。まずは前編。
今回はある家で男性が殺害されたという事件で、それを捜査しにロス市警重大犯罪課がやってきます。この男性アルバート・ルナはかつてギャングに所属していたことがあり、現在は足を洗って錠前師で生計を立てていたようです。通報してきたのは彼の娘。

部屋に不自然に置かれていた古いラジオ。これにタオ警部補が着目して、犯人の手がかり有りと踏んだのはさすがでした。しかしこれを調べさせようと女性捜査員に持たせていたところ爆弾が爆発。女性捜査員が亡くなり、巡査が重体になります。被害者の娘も怪我を負いました。いきなりの爆発でかなり驚きましたよ。

爆弾が仕掛けられていたのはタオが注目したラジオでした。タオは捜査員を死なせたことに悔しさと悲しみがにじみます。これはきついですね。
警察官を狙った犯行に見られたため、レイダーと副本部長の座を争っているウィニー・デイビスはこれをテロ行為と判断し、マスコミ向けにもそのように声明を出します。当然レイダー達は、先走りやがってと渋い顔です。

デイビスのことは重大犯罪課は皆嫌っているわけですが、最近入ったノーランが、彼女は重大犯罪課の手柄を横取りしようとしていると本人の前で嫌みを言います。図星を突かれると腹が立つものだからでしょうか、デイビスは激怒。さすがにレイダーがノーランをたしなめますがプロベンザやサンチェスには高評価でした。私も面白かった。

果たして皆無事なのか

次回に続くはずなのですが、今回の終盤時点で犯人の正体や目的までも予想が付き、ロス市警の皆が現場へ向かおうとします。あれ、今回でこの事件は解決かと思ったぐらいです。

レイダーを中心に、犯人が今回最初に殺したアルバート・ルナの娘が標的で、アルバートの葬儀に来るであろうところを狙っていると読んだのです。病み上がりのフリンはラスティと共に現地を中継で見守ります。他のメンバーは現地へ向かい、警察犬が爆弾を探知しに動きます。

しかしここで彼らが誤算だったのは、爆弾の規模がかなり大きかったという点。大爆発が起きて、誰が無事で誰がやられたのかわかりません。レギュラー陣の安否が気にかかります。そして次回、シーズン5最終話へ続きます。

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