こんな話・あらすじ
前回捕まったネオナチの1人であるドワイト・ダーネルの裁判が行われていたが、途中で証拠の銃を持ったドワイトが銃を向け、それに弾が装填されていたためにテイラー副本部長とドクタージョーら複数人が撃たれてしまう。
キャラクターの動きや注目シーン
レギュラーキャラの死
今回は「クローザー」時代から彼らの活躍を見続けてきた視聴者にとってはかなり辛いものになった会だったと思います。
裁判のシーンから始まりますが、ここで被告となっているのは前回の事件で捕まったドワイト・ダーネルです。彼の精神鑑定はラスティと仲が良いおなじみドクタージョーことジョゼフ・ボーマン。ドワイトは自分で自分を弁護することにして弁舌を披露しますが、傍聴席はしらけ気味。ドワイトの犯行には目新しさがないとかドクタージョーも酷評したことが引き金となったのか、ドワイトは証拠品としてこの場にあった銃の引き金に手をかけます。
普通玉が入っていることはないのでしょうが、このときはなぜか装填されており、ドワイトが裁判所で銃を乱射する凶行に出ました。ドクタージョー、保安官助手のシムズやローゼン検事らが次々と撃たれ、ついにはテイラー副本部長がその銃弾で倒れます。
ドワイトはレイダーに撃たれて後ほど死亡。ドクタージョーは一命を取り留めたようですが、テイラー副本部長は殉職しました。
テイラーの死に打ちひしがれる皆
テイラー副本部長は「クローザー」の最初でブレンダと敵対していましたが、徐々に理解者となり、警視正の立場からときおり印象深い活躍をしたり、ガブリエルを評価したりといろいろ話を盛り上げてくれました。悲しいです。あまりに唐突な別れでした。
テイラーが必ずしも重大犯罪課の全員に好かれていたとは思いませんが、長いこと同じ職場で働いてきた仲間です。皆の表情が険しくなり、特にプロベンザが張り切って捜査にあたります。レイダーが犯人射殺の件で聴取を受けているので、実質プロベンザが中心になっていますね。
情報統制があり、重体だったドクタージョーは死んだ扱いになっています。頭を撃たれたように見られましたが、生きていたんですね。
ラスティは親しかったジョーが死んだと思い込んで悲しみに沈みつつも、何か役に立ちたいと申し出ます。ここはプロベンザがうまく彼を説得しました。
前回に引き続いて「チクロン同胞団」が関わっていると考えられ、ドワイトに発砲できる銃を渡すために何者かが裏で動いていたようです。ちなみにドワイトの母親が出てきますがかなり若い美人ですね。歳は30半ばみたいです。
話は次回以降に続きます。これはかなり先が気になる展開ですね。