Major Crimes〜重大犯罪課 シーズン5 18話「元刑事の最期」

こんな話・あらすじ

メアリー・コンラッドという元刑事の老婆が殺害される。物取りに見せかけて殺害されたようだが、彼女を恨んでいたり疎んでいた人物が次々と登場する。

キャラクターの動きや注目シーン

恨まれまくっている被害者

メアリー・コンラッドという老婆が自宅で殺害されたという事件でロス市警重大犯罪課が捜査にあたります。どうもメアリーは元刑事。しかもプロベンザの同期だったそうですが彼には覚えがありませんでした。

警察バッジで殴り殺されたメアリーの足取りを探っていくと、いろいろと彼女の悪い評判ばかりが入ってきます。同じアパートの他の住人の郵便物を着服して家に持ち帰る。スーパーで万引きを繰り返して警察からも根を上げられており、タクシーで自宅まで帰る際も横柄。
彼女が警官を辞めた理由にはレイダーも関わっており、犯人を逮捕するものの被害者からお礼の金品を要求していたかどで降格させたところ辞めたそうです。

そして唯一の肉親の姪とその家族が登場。メアリーを迎えに行くのが1分でも遅れると罵られると言います。さらにアパートの大家の飼い犬を毒入りの餌で殺しています。
極めつけはメアリーがかつて逮捕した囚人が出所して彼女を逆恨みしてつけ回しているという情報。

疑わしい人たちばかりですね。これだけ悪行三昧の被害者も久しぶりです。ギャングとかでもないのに。いい話がほとんど出てきません。
まあ逮捕された囚人が犯人だと面白くないので犯人はそれ以外なんでしょうけれど。

メアリーはやはりそういう人

前回フリンがレイダーにプロポーズした件も一応話が進みます。レイダーの息子がやってきて、彼が重大犯罪課に婚約の件をバラします。レイダーが教会で結婚式を挙げたいようなので、そのためにはいくつかの問題をクリアーしなければならないようです。私はカトリックではないので疎いです。

あとサンチェスがマークの後見人になるというのも進んでいます。正直言ってここが一番どうでもいい部分。早く済ませてほしいです。

さて事件が解決しましたが、やはりメアリーの失地回復とはなりませんでした。最期は刑事の矜持を忘れずに悪人に立ち向かって殺されたとかの美談があるのかとも思っていましたが、全然そんなことはなかったです。普通に恨まれて殺されていました。
そもそもメアリーは管理人の犬を毒殺してる時点で、もう名誉の回復はあり得なそうでしたし。しかし割と犯人にも同情できて、あまり言うべきではないでしょうが若干スカッとする話でした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加