Major Crimes〜重大犯罪課 ファイナルシーズン 13話「最後の戦い: パート4」

MAJOR CRIMES ~重大犯罪課 ファイナル・シーズン 前半セット(1枚組/1~5話収録) [DVD]

こんな話・あらすじ

ファイナルシーズン最終回。フィリップ・ストローとの最後の戦いはタオやラスティの閃きが鍵を握り、プロベンザは1人ストローと対峙して銃を構える。

キャラクターの動きや注目シーン

ディランとストローに亀裂

ついに「メジャー・クライムス~重大犯罪課」も最終回ですね。最終回なので特に核心のネタバレは避けるべきと思います。
個人的にあるかもと思っていたラストが、実はシャロン・レイダー警視が生きていて大事なところで復活するという筋書きで、これは完全に外れていました。皆が彼女のことを思い返すシーンこそあったものの過去シーンの登場すらなし。

さて、40分ちょっととは思えないぐらいの密度の濃い最終回でしたね。前半はタオ警部補が活躍します。
この話ではストローと組んでいたディランという若いハッカーが登場していました。元々ストローとはお互いに信用し合っていない感じがしていましたがついに今回は決定的な亀裂が生じます。ディランが惚れていたエラという女性の元にストローが現れており、殺しかけているという最悪な状況に。そもそもディランが先にストローの金を横取りしていたわけですが。

ディランは金よりも愛情をとってしまったために金はストローの元へ。根っからの悪人ではなかったのかもしれません。登場した当初こそ余裕がありましたが、前回あたりから結構ピンチが続いていましたね。そうこうしているうちについにロス市警が隠れ家まで入ってきてしまいました。これで一巻の終わりです
隠れ家まで来たメンバーの中では特にタオ警部補の活躍が目立ちます。ディランの仕掛けをかなり読んでいましたし、天敵でしたね。

プロベンザが決めるとき

いよいよストローをとらえようとする最終段階です。ディランからの情報をもとにストローを追う部隊が大勢空港へ向かいます。ロス市警内に残っている主要メンバーはプロベンザ、バズ、ラスティ、そしてガス。

ラスティはストローの狙いについて考え続け、ある人物にしきりに連絡を取ろうとしていました。ただメイソン副本部長たちはその人物の元へ人をやる余裕がないがないと突っぱねたため、ラスティは自分の安全を顧みずに自らその人のもとへ行くことに。プロベンザ達も付いてきます。

なんとというかやはりというか、ラスティの読みが大当たりでそこにストローがいました。プロベンザが1人で対決しに行きます。ストローを生かしてはおかないと言わんばかりの気合が入っていたプロベンザ。銃を構えてついに背後をとりますが、ストローが駆け引きをしてきて膠着しかかります。そして最終決着。

最後は生きているこれまでのレギュラーがほぼ勢揃いとなります。サンチェスの出世やラスティの今後など興味深い話題が多かったですね。前回からフリッツも登場していて、ブレンダが元気そうなことはセリフでわかります。ドクタージョーはサンチェスのセリフで保管。

テイラーやエマなど、生きていればこの場にいたであろう人たちの姿がないのが悲しいですが、とにかく最終回にふさわしい豪華な面子で締めとなりました。これまでほとんど退屈な回がなくて非常に面白いドラマだったと思います。「クローザー」から長い付き合いとなりましたが出会えたことに感謝しています。

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