ホワイトカラー シーズン1 12話「ライバルの出現」

こんな話・あらすじ

マシュー・ケラーというニールと頭脳を競う犯罪者が登場。ニールとは旧知の仲で、伝説的なワインボトルの偽造できるかの賭けをしており、ついにそれに挑んできた。

キャラクターの動きや注目シーン

非情な男ケラー

今回はタイトルにもあるとおり、ライバルが出現します。ニールのライバルです。その名はマシュー・ケラー。この話のみならず今後も何度も登場します。それこそ後の方のシーズンでも。

ニールに匿名で謎のハガキを送ってきていたのがそのケラーです。ニールによると「強引なブルーカラー的犯罪者」。バックギャモン世界大会の決勝で初めて会ったそうです。

ケラーの差し金によって博物館で盗みを働いていた手下がいましたが、保釈金を払って釈放させたところをいきなり車ではねて殺します。殺すために出したんですね。かなり非情な男です。

ニールとケラーは、フランクリンのワインボトルを偽造できるかどうかで賭けをしたことがあり、博物館での盗難はワインボトル偽造の材料集めだと予想されます。オークションの場で勝負です。高値で買われれば、そのお金でケラーはロシアンマフィアに借金を返す予定とか。
ニールもモジーの助けを借りて精巧な偽造品を準備します。

密かにケラーと会ったニールは再会を喜ぶでもなく早くも挑発し合います。ケラーはケイトについても言及しており、何かしらの情報を持っていると思われます。
ケラーはニールが足かせによって行動できる範囲を調べており、ギリギリのところで会いました。かなり下調べもしてきているようです。厄介ですね。

ケラーの真の狙いとは

ピーターとも会話する機会があるケラー。挑発的な言動でいらつかせます。「5分一緒にいるだけで殴りたくなる」そうです。

ケラーは実は本物のワインボトルを持っており、あえてニール達と競うような格好になったのは値段をつり上げる当て馬としてです。さらにニールにも恥をかかせることができるという効果もありました。

勝者の顔をしてヘリで去ろうとするケラーの前にニールが登場しました。ほぼニールを出し抜くことに成功していたケラーですが、ニールが追いつくための作戦を繰り出してきたわけですね。
ワインボトルを高額で落札したのがなんとモジーで、お金を持っていないのでケラーに払えないという話です。ロシアンマフィアに金を渡せないケラーは、FBIの監視下にいて身を守るしかなく、連行されていきました。

今回はギリギリのところでニールがケラーを捕らえた格好でしたが、これで終わるような相手ではありません。今後も激しい闘いとなりそうです。

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