ゲーム・オブ・スローンズ シーズン3 4話”穢れなき軍団”

ゲーム・オブ・スローンズ 第三章:戦乱の嵐-前編- DVDセット(5枚組)

こんな話・あらすじ

シオンは逃れたと思ったら再度拷問部屋に捕らえられる。デナーリスは穢れなき軍団を戦力に迎える。

キャラクターの動きや注目シーン

シオンがどんどん気の毒に

謎の男達に捕らえられていたものの、姉ヤーラの部下を名乗る男に助けられて九死に一生を得たシオン。馬で逃げてもまだ追われ、捕まりそうになったところも同じ男が助けてくれたのでした。
この男に連れられて姉のところに行くのかと思ったのですが、何と着いた先は元の場所で、また捕らえられてしまいました。なんだこりゃ。夢でしょうか。展開についていけません。

同じく危機に陥っているのがジェイミーとブライエニー。ジェイミーは前回右手を切り落とされてしまいました。生きてはいますが絶望しており、精神力もなくなりかけています。ブライエニーが叱咤して少し気力が戻ったように思います。ちょっとだけジェイミーを応援する気になってきました。

大きな動きがあったのは<壁>の近く。クラスター氏のところにお世話になっているモーモント総帥やサム。ですが出された食事の質が悪いと文句を言い出す者がおり、一気に暴動となります。死者も出てしまい一団は崩壊。なんてこった。こちらもだんだん気になる展開になってきました。

デナーリスがどんどん嫌な奴に

今回のタイトルにもなっている穢れなき軍団を8000人雇い入れようとしているデナーリス。ですが彼らを管理している、いわゆる親方からはドラゴン1匹と交換だと言われて、デナーリスが承諾したのが前回でした。マジでドラゴンを渡しちゃうのかと疑ったのですが、今回はマジでドラゴンが親方の元へ。紐でつないでいますがドラゴンは飛ぼうとしているため、風船のような扱いに。

デナーリスは約束を守るんだなあと感心する間もなく、やっぱり親方を嵌めようとしていました。まず親方達が話していたヴァリリア語を、実は自分もしゃべれるんだぞとカミングアウト。ヴァリリア語でアバズレだとか悪口を言いまくっていた親方達はタジタジ。まあたまに見られる展開ではありますが、この後もひどい。当然のごとくドラゴンに炎を吐かせて親方を火だるまに。そしてドラゴンを再び自分の元に戻して、穢れなき軍団もちゃっかりいただいていくのでした。

いいんですかねこれで。親方は約束を反故にして穢れなき軍団を渡さなかったわけでもないのに。まあヴァリリア語をデナーリスが使えなければ命令できないだろうと思っていたのかもしれませんが、それでも親方に渡したドラゴンに火を吐かせるのはひどいでしょう。主役ばりにうまいこと戦力を増やしているデナーリスですが、どうも個人的には見ていて釈然としません。

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