こんな話・あらすじ
業績が落ちつつあるグッドイヤーという会社が、大手との合併を目論んでイメージアップにドキュメンタリー映画を撮影。依頼人はグッドイヤー内での横領を疑っており、ネイト達は社内に入り込んで捜査する。
キャラクターの動きや注目シーン
横領犯は誰だ
今回はある街のグッドチアーという会社を首になった男性が依頼人です。バートリーという若いCEOがおり、古くからいる社員が、会社で横領が行われていることについてそのCEOに話したら、しばらくして社員の方が首にされてしまいました。
グッドチアーはハートフェルトという大会社との合併の見込みでした。地場産業を支えているグッドイヤーが潰れると、地域自体が没落してしまうようです。若いCEOになってからは業績が落ちており、ハートフェルトと合併によって救われたいというのが、依頼人の言い分です。
もしCEOが横領をしているのであれば、ハートフェルト側に嫌忌されて合併話もおじゃんになってしまうのです。
今回は詐欺師達が総出でグッドイヤーにやってきます。コンサルタント会社一同として入り込むのでした。人事部長のフェリシアがお出迎えしますが、内心歓迎していません。仕事の話をしているのに、ブラウニーはないかとか言い出すCEOに人事部長も頭を抱えます。
ちょうどこのときグッドチアー内で、グンターというドキュメンタリー映画監督が撮影の真っ最中です。
ドキュメンタリー風の撮影
ネイト達がコンサルタントとしてグッドチアーの士気を高めようとする様子も、ドキュメンタリー映画の一部となります。CEOは何事もアメフトで例えたがる癖があり、それが従業員に不評でしたがネイトはわかりやすく話します。
ミス・クリスタルを演じるソフィーはエクササイズでメンバーの一体感を出します。こういうのはやはりソフィーがうまいですね。
パーカーはミンディー・ホフマンとしてグッドイヤーのグリーティングカード部門の指導。ハッピーな単語が書かれるカードにむかついていて、独特の味付けをしていきます。
ミスター・ゲイツはIT関係の担当で、当然ハーディソンがやっています。ミスター・デニスは社内の設備チェック。これはエリオットです。この2人の紹介がおざなりなのが面白いです。
常にカメラに撮影されているため、いちいち何をやっているのかを喋らなければならず苦い表情のメンバー。所々でインタビューが入るのが実にドキュメンタリーっぽいですね。
監督のグンターが自らインタビューしてきますが、スケベ根性があり隠しカメラでパーカーの足を露骨に撮影しようとします。
パーカー絡みはギャグばかり。ハッピーな言葉が書かれたグリーティングカードなのに、死を連想させる背景画像を付けたりして無茶苦茶です。
そんな中でもしっかり捜査は行われており、横領犯も無事に発見することができました。なかなか異色の回でしたが面白かったです。