こんな話・あらすじ
ある男性が作り出した高性能のチップを同僚が奪う。依頼を受けたネイト達はチップ奪回に動くが、奪った方の男の娘が誘拐されて事態は混乱する。
キャラクターの動きや注目シーン
微妙にいい人かもしれない悪党
密かに家で研究を重ねていたジェフリーという男性が依頼人。ある日出社したら会社の同僚にいきなり研究成果のチップを盗まれて会社も首になってしまいます。
導入の展開が突飛すぎてややビビりました。
盗んだ同僚のコネルが悪党となるところですが、調査の過程で彼が1年前に妻を失ったことがわかり、そのショックから抜けられていないように思われて複雑です。
家に金をかけているのですが、これも悲しみを埋めるための行動だとネイトたちも推察します。ためらいなく叩き潰す対象ではなさそうなので、最終的にはこいつも救ってやる展開なのでしょうね。
タイトルの「父と娘」というのはコネルとその娘のことのようです。
ソフィーは建築会社の人間としてコネルの近所の家に興味があるふりをして近づきます。他の面子は役割が少し見えづらいところがあります。
エリオットはコネルの娘のモリイのお守り役。うーむ、エリオットですか。話の都合で女性と接触すると、だいたい相手に惚れられる役割になります。今回もモリイがエリオットに夢中になるんじゃなかろかと思いますね。羨ましい役回りではありますが。
何かとモテるエリオット
ハーディソンは「パーカー2000」という自動金庫破りマシンを開発しましたが、これがパーカー本人に見つかってものすごく怒られます。ちょっと面白いですね。ハーディソンもパーカーのことを思っているならば、こういうパーカーのプライドを傷つけるようなロボットなど作るべきではないのですよ。しかもパーカーの能力と比較してロボットの有能さを示そうとするとは無茶苦茶。一応最後に和解します。
エリオットがモリイと家の家政婦と共に遊園地に行きます。ほらやっぱりエリオットがモリイに惚れられる展開じゃないか。と思ったらモリイが何者かに誘拐されてしまいました。コネルがチップを売ろうとしたロシア人が犯人かと思われます。話の冒頭とはずいぶん様相が変わってきました。
遊園地にレバレッジのメンバーが集結してモリイ救出作戦です。
結局予想外ではありましたが、最後までエリオットがおいしいところを持って行く展開でした。