こんな話・あらすじ
チャックの母校スタンフォード大の教授が何者かに狙われる。彼の残した手がかりを探しにチャックらは大学に向かうが、そこで意外な事実を知ることになった。
キャラクターの動きや注目シーン
過去を清算しろ
今回からか、これまでのあらすじが冒頭に入ります。重要なのはかつてチャックがブライスという友人に嵌められてスタンフォード大学を退学になったということで、これが関連します。
ジョージ・フレミングというスタンフォード大学の教授が実はCIAの一員であり、敵に命を狙われているためにサラ達が助けに行くことになりました。コードネームはグラスキャッスル。
チャックは彼をよく知っており、そもそもチャックを退学にした教授だったので辛い記憶が蘇ります。
過去の回想シーンで流れるのがOasisの「Don’t Look Back In Anger」。有名な洋楽の知識があまりない私ですがこの曲は知っていました。割といい感じのチョイスですね。前半と後半で2回流れます。
教授に出会えたものの敵に攻撃されて負傷。教授が残した手がかりを探しにチャックもいよいよスタンフォードへ。過去と向き合うときがやってきました。
ブライスはいい奴だった
シーズン1のこれまでの話だとブライスはチャックを嵌めた上に彼女を奪ったひどい奴、というイメージができあがっていましたが、意外と早くその印象が覆されました。
今回はスタンフォードでのチャックとブライスの回想シーンが流れます。図書館で遊んで楽しかった日々、そしてカンニングの疑惑をかけられて退学した決別の日など。仲がよかった頃のブライスはそんなに嫌な奴とは思えず、むしろチャックとは趣味も合っていていい友達風でした。
今回の終盤に流れてきたのは教授が残していた学生との面接の映像。面接の目的は優秀な学生をCIAに勧誘するためで、映像名にチャックの名前もあったことからチャックは気になってそれを見ます。
ですが登場したのはチャックではなくブライス。彼はすでにCIAで働いており、教授が学生をスカウトしているのを知っていました。彼がチャックを嵌めたのには隠されていた意味があったのでした。
最後はチャックとブライスの出会いのシーンがOasisをバックに流れてきて、なんか泣きそうになります。あの日々にはもう戻れません。チャックはブライスのお葬式に行っておいてよかったですね。嫌な奴だから葬式に行かないという選択肢もあったはずですが、行かなかったら今回の件できっと後悔したでしょう。
あと、怪我を負った教授はどうなったのかよくわかりませんでした。終盤に教授のスカウトした面々が助けに来てくれた場面は実に楽しかったです。