こんな話・あらすじ
シーズン1最終話。バイモアの商品が全て何者かに持ち去られる。
キャラクターの動きや注目シーン
謎に満ちた魅力的な回
シーズン1の最終話だからなのか、かなり面白い回でした。
レスターやジェフが女性のムチムチの脚を見て盛り上がっているといういつものバカな風景から始まりますが、動き出そうとする者もいます。それはお見事キャプテンことデヴォン。恋人であるエリーについにプロポーズすることを決めたのでした。バイモアまでやってきて、祖母の形見でもある婚約指輪をしばらくチャックに預かってもらうことになりました。人間関係でついに動きがありそうですね。
以降はいろいろな謎が出てくるというミステリー度の高い展開でかなり魅力的です。起きた事件と謎を列挙していくと、
1.バイモアの店舗の商品を持ち去ったのは誰か
2.バイモアに盗聴器を仕掛けたのは誰か
3.チャックが預かった指輪はどこに消えたのか
4.ビッグ・マイクが部屋にかけていたカジキの剥製はどこに消えたのか
5.レスターとジェフがしていた不審な行動とは
といったところです。これらがそれぞれ複雑に絡み合っています。モーガンも絡んできて、そのあたりはコメディ要素も強くなってきて充実していました。
指輪を持って行った意外な人物
バイモアの商品を外に運び出したのはCIAやNSA。チャックが店内で盗聴器を発見したことで、何者かがインターセクトに迫っていることが予想されたため、他に盗聴器がないか、まるごと持ち去って調べることにしたわけです。これで上記の1はわかりました。
盗聴器を仕掛けた犯人はその際に店の監視カメラの電源を切ったのですが、レスターとジェフが店に忍び込んで隠してあったビッグ・マイクの酒を飲網としたのとタイミングが被ります。彼らは監視カメラの電源を切ろうとして逆に入れてしまいました。ビッグ・マイクの部屋に酒がなかったため、2人は腹いせにカジキをなぜかチャックの家まで持っていったのでした。無茶苦茶です。これで上記の5もわかりました。4は実はまだ未解決。
他の謎は結構解決まで引っ張りますし、特に2についてはチャックが推理して危機を皆に伝えるというゾクゾクする展開もあります。モーガンが予想のつかない動きをしていてだいぶかき回してくれました。特に指輪に関しては彼が一番悪いです。
シーズン1で出てきたレギュラー登場人物がほとんど出てきて、各人にそれなりに出番もあるという内容でうまくまとまっていました。出番がないのはブライスとアンナぐらいです。
CIAの上層部が相変わらず何かあるとチャックを切り捨てようとするのには参りますが、シーズンが続いている限りはチャックも大丈夫でしょう。