レバレッジ シーズン4 2話「容疑者ネイサン・フォード」

レバレッジ コンパクト DVD‐BOX シーズン4

こんな話・あらすじ

ミステリーナイトに参加することになった詐欺師チームは、ゲームとして行われるはずだった殺人の犯人当ての中で実際の殺人事件に巻き込まれてしまう。

キャラクターの動きや注目シーン

屋敷で仮装パーティー

今回の敵は安値で建築工事を請け負い、手抜き工事を行っていた会社です。
なんだかんだあってミステリーナイトのようなパーティーにネイトたちが潜入します。仮装パーティーでもあるため普段とは少し違う衣装なのが見所でしょうか。向こうの文化を知らないと何の仮装なのかさっぱりわからないのですが。

仮想について、ハーディソンがとんでもない格好をしています。小学生みたいです。きついです。「少年探偵ハーディー・ボーイズ」という作品が元らしいです。パーカーも同作品からの登場です。エリオットは「ピンカートン探偵社」に出てくる探偵らしいですが、私は知りませんでした。
ネイトがエラリー・クイーンでソフィーがアイリーン・アドラーというのは自己申告でようやくわかります。名前は知っているが映像作品での格好までは知らないですね。

余興のはずが実際に起きる殺人事件

パーティーは島にある屋敷で行われており、自家発電が使われています。雷が頻繁に落ちており、ミステリーっぽくなってきました。
趣向としては夜中に誰かが殺され、パーティーの参加者の中に犯人がいるのでそれを当てようというものです。いいですね。孤島にある屋敷で起こる殺人事件。小説だったら胸が踊る展開です。

多くの客が見ている状況下で詐欺の対象だった人物が殺され、しかも最もその近くにいたネイトが犯人と疑われてしまいます。パーティー参加者へはミステリーナイトの予定通りだとごまかすものの、実際に殺人事件は起きており、詐欺師チームで事件解決にあたります。なかなか面白くなってきました。

館自体にもいろいろな仕掛けがあって、1話の40分程度では紹介しきれないほどです。隠し通路なんかがあるのは実際のミステリ小説ですと少し興ざめな要素ですが、今回の話の本筋ではありません。
最後には意外な犯人も明らかになり、解決も鮮やかです。楽しい話でしたね。個人的にはもっと長く前後編とかでやってくれてもいいぐらいでした。

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