こんな話・あらすじ
ウッドフォードたちの狙いは連邦準備銀行の金であり、モジーが金の動きを捕捉するアルゴリズムを解読する。ニールは裏で動いており、ピーターとジョーンズがそれに気づく。
キャラクターの動きや注目シーン
モジーの素晴らしい活躍
ウッドフォードがニールの家に出向いてきました。仲間の中にスパイがいることに気づいており、見つけだすまでは計画を延期、見つからなければ地下に潜るという意向のようです。タイトルのモグラとはスパイのことですね。
ウッドフォードたちに地下に潜られてはこれまでのニールやピーターたちの苦労が無駄になるため、ピーターたちはケラーがスパイだとウッドフォードにバラす作戦を考えます。ケラーの監視役のリュックにも同意を得て、ケラーにも話が行きました。
ニールとピーターはパートナーであり、ケラーとリュックもパートナーということになるのですが、信頼関係の度合いが段違いであることがなんとなく描写されます。リュックはケラーを信用していないし、逆もしかりです。
ウッドフォードたちの狙いは連邦準備銀行のお金であることが予想され、モジーは手がかりのアルゴリズムを解読します。前回から凄い活躍です。
アルゴリズムの変数はお金が運び込まれる空港の倉庫などであろうということも見抜きました。モジーは乱数の発生すら操ることができるようになっており、ニールも久々に大絶賛です。これをウッドフォードたちが使えば、本来誰もわからないはずの現金の動きを捕捉できるのですから。
ニールの謎の動き
ウッドフォードの仲間に加えてほしいと頼むモジーだが、ニールはこれまで同様にはぐらかします。もう残り2話であることを考えると、モジーをウッドフォードの仲間に入れないのはニールが死ぬ危険があるので巻き込まないためか、あるいは存在がばれない裏方に徹して何かやってもらうためか。クライマックスに重要な役割があるのかもしれません。
それとは別にニールが何者かとこそこそ会っている動きもピーターに明らかになり、ニールが何を考えているのかわからなくなってきます。
ニールはウッドフォードの仲間たちと共に現金を盗み出す準備。あまり目立っていなかった仲間たちですが、それぞれが特殊技能を持っていて面白いですね。もうちょっと話数があればそれぞれの活躍もあったかも。ケラーはウッドフォードにスパイがわかったと告げたため、ウッドフォードたち全員が集合。
ケラーの台詞がまたいいんです。「どうしたキャフリー、GQの表紙を下ろされたか?」。汚れた服装だからでしょうか。
次回でいよいよ最終回。ピーターやケラー、そしてニールの真意が明らかになります。