CSI:サイバー シーズン1 3話「悪夢の同乗者」

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「ZoGo」という相乗りサービスを利用した客が、何者かに襲われて殺された。おそらく迎えに来た運転手が犯人。
こういう相乗りサービスは実際にも増えていきそうだが冷や水を浴びせるような内容だ。運転手の身元がしっかりしていない場合は乗るべきではないという教訓。

被害者が国家機密の情報を扱うコンサルタントで、襲われたときに自分の持っている機密情報を全て削除した。その結果、捜査側もテロ関係やスパイの犯行なのかと疑いそうだったが、意外と早く無差別殺人であるという路線での捜査に切り替わる。無駄に混乱する要素だった。

犯人は被害者の口に「2」と記したおもちゃのブロックを遺していくという真似をしたために連続殺人であることがばれる。成果を誇示したいのか挑発なのか、あるいは誰かに止めてほしいのか。

ネルソンによって「ZoGo」の会社にマルウェアを感染させた手口や、トロイの木馬を仕込んだやり方が解説される。わかりやすい。やろうと思えば日本でもできたりしそうで怖い。

懲りずに犯人は「ZoGo」で次の犠牲者を探すのだが、それが仇になって逮捕。動機について、犯人の気持ちはわからなくもないのだが因果関係としてはメチャクチャだ。動機をしゃべっているのに同情できない犯人も珍しい。

あとクラミッツは親族関係の問題を抱えているようでそちらの話も挿入されるが、個人的にはこの人の過去を掘り下げてきてもあまり興味がないなあ。かなり大変だったようだけど。

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