こんな話・あらすじ
民間向け航空機9機のWi-Fiがダウンさせられ、FBIはこれはハイジャックの前触れではないかと警戒する。捜査線上に浮上した容疑者は凄腕ハッカーのロミスという人物だった。
キャラクターの動きや注目シーン
今回はいきなり緊迫した場面から始まります。モニュメント・エア社の航空機9機のWi-Fiがダウンさせられ、ハイジャック手前の攻撃ではないかと思われました。これらの航空機は全てマイアミ空港発でした。
9機内にいる乗客のスマホによってWi-Fiがダウンさせられていることが判明し、そのスマホを持っていた9人がそれぞれ逮捕されました。ですが9人共が身に覚えがないと言います。そうなると外部が9人のスマホを何らかの形で利用したと考えられますね。
エイブリー達はそのうちの1機に乗っていたウィラと言う16歳の少女を尋問しますが、要領を得ないうちに父親がやってきて話が続かなくなります。他の8人も年齢や性別がバラバラで、相互のつながりもないようです。
以降は空港に引き消してきた該当機の乗客達のクレジットカードが一斉に限度額を超えて使えなくなるという事件が発生。
クラミッツによると、今回攻撃をしかけてきた犯人は通称ロミスというハッカーだそうです。スペルは今回の原題である「L0m1s」。ネルソンもその名前とやってきたことは知っているようですね。あがめているそうです。
今回のクラミッツは主役級の働きと出番が与えられています。上司のシフターは沿岸警備隊にコネがあり、クラミッツを事務所から空港までヘリで送ってくれます。このときクラミッツが颯爽と降りてくるところが、オープニングのキャラ紹介の映像として使われています。
犯罪の手口はジュース・ジャッキング。スマホなどのバッテリーを充電している間に個人情報を盗み出すというのがその内容です。現地の空港に行って捜査したことで犯人の手口が見えてきました。そうこうしているうちに女性の遺体が見つかり、殺人事件が起きていたことがわかります。結構要素が盛りだくさんになってきました。
ロミスは乗客のスマホをロックして、金を払うよう脅迫。払わない場合は個人情報をばらまくというランサムウェアをぶち込んできていました。人によって払えそうな額が違うのか、最初に被害がわかった女性は250ドル払えと言われていましたが。女性議員は5万ドル払えと言われたようです。
炉身寸逮捕に異常ともいえる執念を燃やすクラミッツ。寝ずの作業です。ようやく見つけたとおぼしき敵の情報も空振りに終わってしまい苦悩。イライジャの助言を受けて、少し考え方を変えたようです。
犯人は意外な人物でしたが、その後にクラミッツの今回の活躍についてももう1つ意外な展開があります。なかなか見応えのある回でした。