CSI:サイバー シーズン1 7話「17歳の悲劇」

CSI:サイバー DVD-BOX

こんな話・あらすじ

17歳の女子生徒が行方不明になる。彼女はネットいじめを受けており、首謀者や加担者への報復のために動き始めた。

キャラクターの動きや注目シーン

なぜか犯人がわかった

今回はいわゆる意外な人物が黒幕、という話なのですが、なぜか序盤にその人が出てきたときに不自然さがあり、こいつが犯人かなーとなんとなく思っていたら正解してしまうという形になりました。いきなり犯人を当てられるのは私としては珍しいです。
この人がある役割で登場するんですが、別に最初の登場時点では出てこなくても全く問題ないんですよ。あとから実はこの人が…という展開に持って行きたいためだけに序盤に出てきていたように思えました。

さて今回は17歳のゾーイという娘が行方不明になったところから始まります。
父親のジョーダンはエイブリーに相談。エイブリーのセラピスト時代の患者だったのです。それがあるからエイブリーはいきなりジョーダンを犯人候補から除外しようとしますが、またこういう私情を入れてくるんですね。
エイブリーは表面的な情報を全部信用して、なりすましや偽装をほとんど疑わずに最初は騙されるという傾向があります。それでよくチームのリーダーをやっていられますね。だから私はエイブリーがあまり信用できないんですよね。

ジョーダンは娘とはそれほど仲が悪くなかったようですが、SNS関係でゾーイは父親には言えない悩みを抱えていたのでした。ネットいじめです。
何者かに勝手に「ゾーイの自殺サイト」という悪趣味なサイトを作られており、ウェブカメラで撮影された自分の映像を全世界に公開されていました。

ネットいじめについてはレイヴンが一家言あるらしく、いろいろと語ってきます。半ばレイヴンの再生の物語でもあったようです。事件解決後に最後に画面に映るのがレイヴンですし。

ネットいじめは怖い

いじめサイトを作った犯人だけがゾーイを攻撃しているわけではなく、そのサイトを読んでゾーイの悪口や攻撃的なことを書いたりする若者も数多くいました。
サイモンの息子もそれに参加していたことが明らかになり、上司としての威厳も何もあったものではありません。事件が解決してもこの親子関係がどうなったのかはよくわからないまま。

ゾーイは誘拐されていたわけではなく、自分で勝手に動いていたようです。ネットいじめの犯人に報復するつもりのようです。なんかやけくそになっていますが行動原理がよくわかりません。結局首謀者も誰か確定せずに動いていたみたいですし。

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