ホワイトカラー シーズン2 3話「昔の手口」

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こんな話・あらすじ

絵の盗難事件を追うピーターとニール。かつてのニールの手口をまねた手法が使われて戸惑うピーター。事件の影にはアレックスの姿が見え隠れする。

キャラクターの動きや注目シーン

かつてのニールの手口がパクられる

美術館からセイヤーという画家の絵が盗まれたそうです。警備の隙をついた手口から、犯人はプロと見受けられます。ピーターは一瞬モジーを疑いますが、ニールが「絵に届かない」と言ったら納得。ひどい話です。

ですがモジーには何か心当たりがあるようです。いきなり登場したのはアレックスでした。シーズン1でニールにオルゴールを譲り姿を消して以来ですね。ケイトの飛行機が爆発した件が尾を引いて怯えています。

盗まれた絵はドバイとブダペストとロンドンで発見されました。こんなに数が見つかると、すぐさま贋作だとわかります。本物は犯人が持ったまま、絵が盗まれたことだけをマスコミを使って広め、贋作をいろいろなところで売りさばくという手口。なかなか考えられていますね。これはかつてニールが使っていた手だそうで、本人はとてもニヤニヤしています。

犯人は本物の絵を見ながら贋作を描いたことがわかります。ただ未熟な点があり、描いたのは若手だろうと予測されます。美大生を探しに行くピーターとニール。あっさりと描いた学生を見つけ出しました。この学生に依頼したのは女性だそうです。似顔絵によってある学生が浮上してきます。

ニール先生の講義

この大学では犯罪学の講義が行われており、ニールの手口もそこで紹介されていたのでした。ニールが講義に密かに参加し、途中から名乗りを上げる大胆な行動に出ます。

このあたりはニールの過去を探りつつ、うまい具合に捜査も進展していくので個人的にはかなり面白く見られた回です。後から思い返しても印象に残る回でした。

教授は学生達を使って犯罪を行っていたようです。まあ流れ的にはそうですよね。ニールは学生達の遊びの場に現れますがそこにアレックスまでいて事態は混乱。学生は手玉にとりますが、教授はなかなか研究熱心なのか、ニールの手口も見抜いてきます。

この教授をはめるために、ピーターがぶち切れ演技。これが見物です。デトロイトマフィアに扮して教授を脅すのです。モジーのアドバイスがまたそれっぽくて楽しいのですよ。
「オレは和平大使だ」ぷぷぷ。「盗まれたのは200万ドル分だが、300万返せ。迷惑料だ」それっぽくていいですね。ピーターもノリノリで面白かったです。
教授に加えて学生達も捕まってしまいましたが、まあ軽い気持ちで犯罪に手を出してはいけませんよね。

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