こんな話・あらすじ
女性とのデートに失敗したウォルターだったが、翌日その女性がスコーピオンの基地に現れる。しかしなぜか体に爆弾を巻かれて脅迫の材料に使われてしまう。
キャラクターの動きや注目シーン
またもウォルターのデートが失敗
なんとウォルターがデートしているところから始まります。前回のお見合いパーティーは大失敗でしたが、その際にウォルターと気が合うかもと思ってくれた女の子がいたのです。この果報者。
女の子はリンダという名前。トビーがインカムでアドバイスを送ってくれるのでこのデートも安心と思いきや、言葉の選択をするのはウォルターですから、めちゃめちゃになります。お店の席でハズして、選んだメニューもリンダにトウモロコシアレルギーがあって失敗。
リンダも生来、緊張して失敗しがちなので、同じように失敗するウォルターと気が合うかもと思ったそうです。
翌日、スコーピオンの基地ではシルベスターがクイズの練習をしています。クイズ番組に出て賞金をもらうのが目的です。メーガンと自分の名前を、小児病棟に付ける権利を得たいそうで。
ですが映画「スピード2」の問題で撃沈。映画を見ない人ですね。「スピード」の話は他のエピソードでも出てたような。シルベスターもウォルター同様に大衆文化から外れています。
今回の仕事はNASAからです。ロケット打ち上げの手伝いをすることになったわけですが、警部達とウォルター達とで分かれます。
ケイブ達が現地に行ってみるとメリックが再登場。前に出てきたときは国土安全保障省長官でしたが、スコーピオンと共に当たった事件で揉めてしまって左遷されたようです。あらら。
真摯なウォルターだったが…
一方ウォルターの方でも思わぬ再会。リンダの登場です。しかも体に爆弾を巻き付けてという刺激的な姿。スコーピオンを監視している何者かが、ロケット打ち上げを妨害しようとしてリンダを人質に取ったようですね。
ウォルター達は敵の監視をかいくぐり、ケイブ達と連絡しながらロケットを打ち上げないよう画策します。大変そうです。
こちらの話も面白いのですが、ウォルターとリンダの会話も面白いです。ウォルター自身も昨夜のデートが失敗だったと思っているようで、リンダの前では見栄を張らずにそのことを打ち明けます。実に人間らしくていいです。
リンダも本音で話せるようになって、ウォルターのことを少し好きになってきたんじゃないかと期待を抱かせる展開となります。ウォルターも命がけでリンダを救おうと奮闘。もうペイジは諦めてリンダとくっついたらいいんじゃないかと思うぐらいでした。しかしリンダに上から目線でアドバイスされるのはちょっといらつきますね。ウォルターに命を救われた割に偉そう。
脅迫者の正体が中盤で判明しますが、こちらを暴いていく過程もゾクゾクします。かなり印象に残る回でした。