こんな話・あらすじ
警備保障会社の金庫から現金を盗んだ男が出頭してくる。彼がやったことは明らかだが、本人の記憶が曖昧で、何かに操られたようだった。ピーターとニールがコンビ復活し、捜査を開始する。
キャラクターの動きや注目シーン
シーゲルの話はどこへ
前回の最後でシーゲルが何者かに殺害されてしまいました。今回はその捜査の回なのかと思われましたが、なぜか別の事件が出てきてそちらに話が移ります。
新しい監督官だったシーゲルの死により、ニールには再びピーターが監督官として付きました。意外と早いコンビ復活。
何か液体の付いた紙幣を持ってFBIにやってきた男がおり、自分は犯罪に関わったと打ち明けてきます。男は名前をグリフィスといい、過去に服役していたが罪を償って家族もいるそうです。
マンハッタンの警備保障会社に200万ドルあると聞いて、そこのセキュリティをすり抜けてお金を盗み出したそうなのですが、何かに操られていたかのように記憶がなく、なぜか盗みが成功してしまったとのこと。自分を止めてほしくてFBIに来たのでした。
グリフィスの持ち物には向精神薬が多くあり、同じ精神科医によって処方されていました。
ニールとピーターは警備保障会社まで行き、金が盗まれた金庫の持ち主を調べます。ニールの細工が入ったり、2人が偽りの身分で相手を騙すあたりは生き生きとしており、やはりこの2人のコンビ復活は嬉しいものです。
珍しくニールの敗北!?
金庫の持ち主であるジャコビーも精神科医の治療を受けていました。Dr.マーラ・サマーズという女医が担当。
こうなってくるともう犯人はこの精神科医でしょう。マインドコントロールしてグリフィスを操ったとしか思えません。
ニールも彼女への疑いを濃くしており、自らが犯罪者だと告白してカウンセリングを受けにいくことに。サマーズのオフィスに乗り込んで、グリフィスを操った証拠を探す計画を立てます。
普段から自信家のニールは、今回も自分が操られるはずがないと決めつけてサマーズと面談するのですが、珍しく完全敗北してしまいます。これは意外でした。今回の捜査の件のみならず、過去の犯罪についてまで話し始めようとしてしまいました。
モジーの協力を経てドクターとの面談時の状況を再現。ピーターがニールの状態を見て、これ幸いと隠し事を聞き出そうとするのですが、モジーの助けが入って実現せず。なかなかハラハラする場面です。
完全にやられたニールが女医に復讐するところも見所。黒幕がすぐにわかった割に、なかなか展開が面白い回でした。