ホワイトカラー ファイナルシーズン 1話「残された時間」

ホワイトカラー ファイナル・シーズン(SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD]

こんな話・あらすじ

前シーズンの最後に何者かにさらわれたニール。ピーターやモジーが動きを予測して救出を試みる。

キャラクターの動きや注目シーン

ニールをさらったのは誰だ

人気シリーズもいよいよ最終シーズンを迎えます。
前シーズンで激しい騙し合いを制したものの、何者かに拉致されてしまったニール。これは新たな強敵の登場かとドキドキする終わり方でした。

今回は行方不明になったニールをピーターらFBIが探しているところから始まります。いきなりモジーが呼び出されてピーターから問い詰められていますが、モジー自身も関わっていないために何も答えられません。むしろモジーもニールのことが心配でしょうに。

ニールをさらったのはかつてレベッカと組んでいた男でした。レベッカが捕まったので方針転換したらしいのですが、どうも最初に感じていた凄みがありません。
会話をしていてもニールに主導権を握られています。こりゃ駄目そうです。レベッカやヘイガンに比べると格が劣ってしまっています。計画を自分で立案できないのが厳しいですね。

ピーターと息の合った作戦

拉致男の目的も判明します。凄腕泥棒集団であるピンク・パンサーズのボスであるウッドフォードに取り入ろうとしてニールをさらったのですが、そこをニールに利用されて手を組むことになりました。手を組むと言ってもニールのことですから、なんとかして逃げるのでしょうが。
ニールは下準備のために知り合いから道具を調達しようとし、モジーはその動きを予測します。

モジーがピーターとともに先に知り合いの元にたどり着くのが、今回で最も面白かった箇所です。ピーターがその知り合いになりすまして、密かにニールと連絡を取り合うのがこれまでのシーズン同様に息が合って作戦成功という展開です。ピーターの口調が粗野なものに変わっているのがまたいいです。

今回の最後で唐突にレベッカが退場してしまいます。
彼女はヒロインの時期もあったのですが、シーゲルを殺していたという点から仲間にはなりようがないキャラクターでした。意外にもシーズンが変わると同時にこうなってしまいました。服役しながらニールを安楽椅子探偵のようにサポートするのかと思っていたのに残念です。ファイナルシーズンではヒロイン不在となってしまうのでしょうか。

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