※話数はDVD版に準拠します
真心が届く 第11話
あらすじ
ジンシムとジョンロクの仲は進展していませんでしたが、勤務が終わって帰ろうとしたところでエレベータの事故で閉じ込められます。ジンシムを守ろうとするジョンロクの姿に何かを感じるジンシム。ですがジョンロクはジンシムに残業させて危険な目に遭わせたことを怒るヒョクジュンが、ジンシムの恋人と勘違いしてしまいます。
告白のはずが
前回は最後に、ジンシムがジョンロクに対して、気持ちをいつか伝えると言ってその日は別れようとしたところで、ジョンロクが「もしかして、好きなんですか」と真意を確認したようなシーンで終わっていました。
そのままジンシムの告白という流れなのかと思ったのですが、ジョンロクが好きかと尋ねていたのは、その場に看板のあったサムギョプサル。結局告白ではなくサムギョプサルが好きなので食べようという話になってしまいました。うーむ。こういうすかし方をしてくるとは。
翌日以降、イム・ユニ事件の関係でジンシムも残業していますが、マネージャーのヒョクジュンはそれを心配し、しばしば電話をかけてきています。それを聞いているジョンロクは何かしら思うところがあるようですね。そしてこの日は残業せずに帰るジンシムの後にジョンロクも付いてきます。これはヒョクジュンがジンシムの恋人ではないかと感じて、若干の嫉妬心からの行動のように思えましたね。ジンシムの動きを把握したかったとか。
しかし乗ったエレベーターが故障して、2人は閉じ込められてしまいました。暗闇で怯えるジンシムの近くに寄りそうジョンロク。その姿が警備員に見られてしまいましたね。
エレベーターから出てきたジンシムをヒョクジュンが待っていました。ここでジョンロクと一悶着ありますが、翌日にヒョクジュンとジンシムは恋人ではないことをジョンロクに釈明できましたので、この方向でのもめ事はなさそうですね。
背後から殴られるジョンロク
イム・ユニ事件の裁判で少し行き詰まっているジョンロク達。
現場百遍という言葉がありますが、ジョンロクも実際の事件現場を訪れて、記録に残っていない手がかりがないかを探します。ジンシムは当初凄惨な現場に来ることをジョンロクに止められますが、本人の希望もあって付いてきました。
見て回っているジョンロクの背後に忍び寄る影。そして気づいたときにはいきなり頭を殴られていました。ジョンロクは血を流していましたが、殴った男をそのまま追いかけて捕まえます。なかなか血の気が多いというか武闘派なんでしょうか。
ジョンロクを襲ったのはパク・スミョンという男でした。ちょっと知能に遅れがあるようであまり話が通じないところもありましたが、イム・ユニ事件について何か知っているようです。この人が鍵を握りそうです。
真心が届く 第12話
あらすじ
イム・ユニ事件が急展開を見せます。ジョンロクを襲ったパク・スミョンという男が何か知っているとみたジョンロクはイ事務長に彼の周辺を探らせます。スミョンは事件当日にイウ・ユニの家に一定ことが判明。証言をしてもらうべく、ジョンロクは彼を法廷まで来てもらうよう働きかけ、ジンシムがその役目を担います。
鍵を握るパク・スミョンを巡って
イム・ユニ事件に関係していそうなパク・スミョン。彼の情報は実際に被害に遭ったジョンロクの切り札になりそうだなと思いましたが、ジョンロクを心配して病院に駆けつけてきたヨルムも彼の存在を知ってしまいました。これでジョンロクの優位はなくなったのでしょうか。
ヨルムはスミョンを呼び出して事件当日の事情を聞きますが、どうも要領を得ない回答しか得られません。情報を得ることは諦めて、法廷で自分に不利な証言をされないよう、遠ざかっていてくれればいいというスタンスにしたようです。ところがこの対応が甘かったですね。
ジンシムがジョンロクをとても心配して献身的にいろいろやってくれます。そしてイム・ユニ事件でもジョンロクが勝てると励ましてくれます。形勢が不利で暗いムードになりがちな状況で、彼女のポジティブさはありがたいですね。
衝撃的な展開で幕引き
イム・ユニの第2回の公判が開かれます。ジョンロクにはすでに考えがあるようで、パク・スミョンが法廷に来てくれるよう、イ事務長に頼みます。難航しそうでしたのでジンシムがその役目を担ったところ、うまく説得に成功します。今回の貢献も凄いですね。
そして公判が始まります。ヨルムは前回で有利な状況とみたのか、今回はあまり新たな切り札的なものはないですね。血痕分析で、たまたまナイフが刺さったというイム・ユニの供述を否定しようとしましたが、返り血がイム・ユニの服に付いていなかったことを逆にジョンロクに利用されて不利に。
そして満を持して法廷の場にスミョン登場。ここから先はもうジョンロクの独壇場ですね。イム・ユニ事件の真相が解き明かされました。
公判終了後、ジョンロクは浮かない顔です。事務所の祝勝会も欠席を申し出てお流れとなりました。浮かれていたチェ弁護士が悲しい。
スミョンと残された母親のことを思うとブルーになるのもわかります。ジンシムと2人で飲みに行き、その真情を吐露します。やはりジョンロクは優しい男ですね。
事件解決かと思いますが、イム・ユニが夫に多額の保険金をかけていたのはなぜだったのでしょうね。自分で殺して保険金は受け取れるのでしょうか?どうするつもりだったのか。そのあたりが今後明らかになるのでしょうか。
真心が届く 第13話
あらすじ
イム・ユニ事件を経て2人の距離が近くなったのを感じるジンシム。自分がジョンロクの特別な存在になったことを彼の口からも聞けて喜びます。しかしジョンロクがなかなか自分に愛を伝えてこないことに業を煮やし、酔った勢いで夜に電話でジョンロクに告白してしまいます。
どうしたんだジンシム
イム・ユニ事件解決の夜、ジョンロクから特別な存在になったと聞かされて喜ぶジンシム。翌日からの出勤が楽しみで仕方ありません。
しかしジョンロクの対応はいつもと変わらず。職場に行ったら花と手紙が置いてあったのでジョンロクからのプレゼントかと喜ぶジンシムでしたが、これは女性団体からのイム・ユニ事件についてのお礼でした。テンションが下がるジンシムでした。しかし手紙を破き出すのはマズいような気も。
次にあったのは事務所のミーティング。次の事件についてジョンロクから説明があるのですが、ジンシムはそれすらも自分への告白であるという妄想を開始してしまいます。「僕のハートを盗んだ窃盗罪」などと妄想の中でジョンロクに言わせます。一昔前のような台詞。うーむ困った困った。
ついに告白の時が
ジョンロクが何も言ってこないことで落ち込むジンシムでした。余裕ぶって夜に酒を飲みながら彼からの告白を待つことにしたようですが、そんな決意はすぐにどこかへ行き、泥酔しながらジョンロクに電話してしまいます。そして「待ちきれないわ」といってそのままジョンロクに告白するのでした。しかしジョンロクからの返事を聴く前に今日一日待たされたことへの文句が先に出てしまい、電話がそのまま終わってしまいました。なんてこった。
ジョンロクは同居するセウォンにジンシムの行動の意味と今後どうすべきかのアドバイスをもらいます。セウォンはなかなか的確な話をしてくれますね。しかしジョンロクってもう30過ぎなんじゃないでしたっけ?あまりに恋愛経験がないような対応ですね。学生みたい。
その後は気まずい電話の終わり方をしたジンシムがジョンロクに会いたくないと出社拒否し、ジョンロクはジンシムに告白し返すために彼女の好きなものを探したりという、甘い展開になります。うまくいくんでしょうけれどそれまでの過程が面白いですね。ジンシムが手紙をもらえたらロマンチックだと前のインタビューで語っていたのを見て、「手紙だって…そんなのできるかよ」と嘆くジョンロクが人間らしくていいです。
真心が届く 第14話
あらすじ
ジョンロクからも交際しようと手紙で告白されて喜ぶジンシム。交際がスタートすることに喜ぶジンシムでしたが、周囲悪寒違いでジョンロクと引き離され、さらにヨルムがジョンロクの前に再び現れたことでデートの予定が狂い悲しい気持ちになってしまいます。
交際0日目
ジンシムとジョンロクは付き合うことになって幸せな気分ですね。告白して相手にオーケーしてもらうのって、何か格別な嬉しさがあるんですね。仕事がうまくいったとかともまた違うものがあります。私も妻には自分から告白したわけですが、「よろしくお願いします」と言ってもらったときの嬉しさは未だに覚えています。
交際1日目となったこの日は日中に交際スタートとなったこともあり、イベントとしては夜だけ。ジョンロクが迎えに来ることになっていました。
さて幸せそうな2人をよそにどん底状態なのがヨルム。イム・ユニ事件で優位に立っていたかと思ったのにジョンロクが真犯人を連れてきたことで面目は丸つぶれです。そういえばイム・ユニの夫への保険金が高い理由はこれ以上追求されないのでしょうかね。まあいいですけど。
ヨルムは上司に怒られ、同僚からはなじられ、周囲にも哀れまれて精神的にボロボロになっていきます。そんな中で検察庁を訪れていたジョンロクと会います。
気丈に振る舞うヨルムでしたが突然倒れてしまい、ジョンロクが救急病院まで付き添います。これによりジョンロクとジンシムのデートは流れてしまいました。ヨルムのもとにはあとからセウォンが駆けつけてきて、何かよりを戻しそうな雰囲気となりますが、そう簡単にもいかないでしょう。
交際1日目
さて本来であれば前日が交際1日目のはずでしたが、特にイベントができなかったためにジンシムは翌日を交際1日目としました。
今度こそと思うジンシムでしたが、所長からの指示により、この時期忙しいというチェ弁護士の手伝いに出向くことになり、ジョンロクの元を少し離れなければなりません。
この日はタン弁護士の恋の悩みを聞かされます。皆にはジンシムとジョンロクが付き合い始めたことが知られていませんから、所長や芸能事務所のジュンソク代表は彼らが仲が悪いと思い込んでおり引き離そうとします。タン弁護士もジンシムの恋愛関係のアドバイスは当てにしていません。このあたりの認識の違いが後からトラブルになりそうな気も。
この日もジョンロクとなかなか過ごせないジンシムは夜に家まで送ってもらうときも不満を口にします。そこでジョンロクは夜のデートを提案し天文台へ。いい感じになってきましたね。
しかしこの回の見どころはチェ弁護士の所へジンシムが応援に行ったシーンですね。チェ弁護士と打合せをしていますが意外とチェ弁護士は陽気な人物で、ジンシムも何度も大笑いしています。結構いい人ですねこの人。
また、ファン・ヨンドゥというジンシムのユンソとしてのライバル女優が登場して道化役となったりします。どう考えても後からジンシムに吠え面を掻かされる役回りに見えます。
真心が届く 第15話
あらすじ
お互いの気持ちを確かめ合ったジンシムとジョンロク。これから恋人としての付き合いが盛り上がっていくかと思われましたが、ジョンロクはヨルムとご飯に行ったりしてジンシムを悩ませます。仕方なくタン弁護士と夕食を食べにいった席で、ジョンロクの初恋の相手がヨルムだと言うことを教えられてしまいます。
ジョンロクの過去を知ったジンシムだが
前回の天文台の続きはありませんでした。日常に戻っています。この日はジンシムが2人で行こうとディナーの予約を取りましたが、ジョンロクがヨルムとの約束を優先したために、仕方なくタン弁護士と行くことに。そこでの話題でジョンロクの初恋の相手がヨルムであることを教えられ、ますます内心穏やかでないジンシム。そのままジョンロクの家まで会いに行ってしまいます。
このあたりはジョンロクの動きが半端なためにジンシムに気苦労がかかっている気がしますね。気まずい2人の状況が続いたらあまり見ていて楽しくないなあと思っていました。
そんなところに登場したのがジョンロクのルームメイトのセウォン。彼がこの場の救世主でした。無理矢理ジンシムを部屋まで誘って3人で飲むことに。ジョンロクが女優オ・ユンソと付き合っていることがバレてしまいますが無愛想に見えるのはジョンロクの性格だからとフォローし、ヨルムとも何もなく終わっていることを強調したのでジンシムも安心しました。いいところで来てくれたものです。
チェ弁護士が格好よすぎる
タン弁護士は前から、通りの向こうのカフェの店長と付き合っていることを公言していました。しかしなかなか彼とのツーショットを見ることはありませんでしたね。そもそもそんな人物は実在していたのかとすら思えるぐらいですが、今回登場しました。たまたまそのカフェにチェ弁護士が飲み物を買いに来ていたんですね。
しかし店長は友人に、タン弁護士につきまとわれていることを迷惑がっているように話すのです。元々自分は特に彼女のことは好きではないし、彼女の弁護士という立場を利用して、自分の訴訟に使えるということまで言い出します。
チェ弁護士はこの物言いにやや憤慨した様子で何か言いたそうでしたが、いつの間にか当のタン弁護士が店にいました。しかもバッチリ店長の言い草を聞いていたので非常に傷つき、そのまま店を出てしまいます。
追いかけていくチェ弁護士。ここからが見せ場です。タン弁護士を励まします。これで元気が出たのか、店長に言いたいことをぶちまけようと店まで戻るタン弁護士ですが、店長が居直ってタン弁護士を馬鹿にし始めます。
ここでチェ弁護士が登場。スペックが高い自分がタン弁護士に惚れていることを口に出して店長をひるませ、タン弁護士の手をつかんでそのまま店から連れ出します、うーむ実にイケメンです。
自分を下げてまでタン弁護士に恥をかかせないことに徹したその姿は、これまでことあるごとにコメディリリーフ役だったチェ弁護士とは思えないほどです。いいシーンでしたね。