こんな話・あらすじ
衛星までデータを飛ばして逃れようとするサマリタン。フィンチは捨て身で、サマリタンの破壊を行うミサイルを放つためビルの上へ赴く。
キャラクターの動きや注目シーン
最後の戦い
長く続いたパーソン・オブ・インタレストでしたがシーズン5のこの13話で最終回を迎えます。
サマリタンにアイス・ナインというウイルスを感染させたことで、国中が大混乱に陥りました。リースとファスコは何食わぬ顔して警察署内にいましたが、上司がいきなり彼らを拘束し、サマリタンに雇われたエージェントが命を狙ってきます。
サマリタンを前回倒したのかと思ったら、まだ危機のままですね。ですがここはフィンチがやってきます。同じ頃、ルートの墓参りをしていたショウをマシンが助けていました。
メンバーが集結し、二手に分かれて最後の任務へ向かいます。フィンチとリースはサマリタンがコピーを作っているようなので、それにもウイルスを感染させに行きます。ショウとファスコはマシンを守ります。
ショウ達をサマリタンの刺客が襲ってきますが、ファスコもすでに腹が決まっており共に応戦。マシンの作戦もあってアジトにしていた地下鉄ごと移動。うまくいったかに見えますが、ここでサマリタンの裏の仕事をやりまくってきたブラックウェルが登場。こいつは実はルートの仇ですね。ショウが殺そうとしますが、ファスコが止めます。しかしそれがあだとなって、ファスコは腹を刺されてしまいます。
今回は実はフィンチがビルの上でマシンと会話しているところから始まっていました。現在から過去へと戻り、また現在という遷移です。マシンはルートの姿を伴って喋っています。まあルートはマシンと似た思考をすることができていたので違和感はなかったです。
リースが最終的に意外な行動に出て、結果として彼の功績でサマリタンは壊滅しました。ここの別れは本当に悲しいですね。フィンチの胸中はいかばかりかと。
それぞれの生活へ
サマリタンが滅び、生き残ったメンバー達はそれぞれの生活へ戻っていきます。
レストランで顔を合わせたファスコとショウ。ショウが犬を引き取りに来たというわけですね。懐いてましたからね。
ファスコは職場に復帰しているようなのですが、警察の上司から疑われて、同僚達にも殺されそうになっていませんでしたか?どうやって復帰までこぎ着けたのでしょうか。
フィンチが歩いて向かう先はグレース。こちらは新たな生活を送ることにしたようです。
そしてショウ。彼女はブラックウェルに復讐を果たし、さらになんとマシンに見込まれます。彼女が中心となってマシンの活動が継がれていくのかもしれない、というところで話が終わります。
いろいろと魅力的なキャラクターが登場したドラマでした。ちょっと設定が複雑でしたが毎回スリリングかつ裏をかく展開でかなり楽しめました。