PERSON OF INTEREST ファイナルシーズン 12話「実行」

パーソン・オブ・インタレスト <ファイナル> 後半セット(1枚組/11~13話収録) [DVD]

こんな話・あらすじ

フィンチはマシンと共にサマリタンの施設に乗り込みアイス・ナインというウイルスを流し込もうとする。リースとショウはフィンチを探して敵陣の中へ飛び込んでいく。

キャラクターの動きや注目シーン

フィンチ単独で敵陣へ

いよいよサマリタンとの対決を迎えます。ですがチーム一丸となって挑むという形は取られず、もっぱらフィンチが単独というかマシンと協力し合う形でサマリタンに近づいていきます。

フィンチが身分を偽り、マシンがその身分を補完するという鉄壁のやり方で次々と危機を切り抜けてついにサマリタンのオフィスへ。結構このやり方が有効なんですね。もっと最初からこの方法をもっと採っておけば楽だったかもしれません。

ともかくフィンチが単独でサーバールームに入ります。ここからはフィンチの単独行。建物内はネット環境が遮断されており外部からマシンが干渉していくことができませんから、生身の誰かが行かなければならないんですね。何をするかというと、サマリタンに対して「アイス・ナイン」という強力なウイルスを流し、それを他のハッカーが開発していたソフトを使い全世界へ拡散させるというもの。

しかしアイス・ナインを使う前にサーバールームで捕まってグリアが出てきます。フィンチに仲間になるよう説得してきますが、未だにこんなことを言ってるのかと逆に驚きます。ただ、グリアはフィンチがマシンを支配下に置いていると思っているという失言のような言質を取って喜んでいます。今後何か関係してくるのでしょうか?

もしマシンがなかったら

今回リースとショウはフィンチの行方を追い、マシンがくれたヒントを元に移動します。結局サマリタンの施設まで辿り着きます。

ファスコは完全に別行動。警察署にいたらFBIの人物が現れ、前にトンネルで見つけた複数の死体のことについて尋問され、リース達に連絡しようと外で電話していたところを殴られて連れて行かれます。彼は心配ですね。

フィンチがサマリタンに近づいていく過程で、マシンは「もしマシンがなかったら」というシミュレーションを行ったということで彼にその結果を見せてきます。
その内容ですが、ファスコは悪徳警官から抜け出せずに警察を首に。一方このときカーターは警部補に出世していました。別に彼女を演じるタラジ・P・ヘンソンが出てくるわけではなく、彼女の机にあった階級がそれを表していました。

フィンチはソフトウェア開発で大もうけしていましたが、グレースと出会えず独身を継続。ショウはISAでの勤務が続いて、相変わらずスパイや危険分子を排除しています。
リースはフィンチと出会い生きがいを見つけることもなく、恋人との離別に耐えられなかったのか死亡していました。そしてルートはデシマでしょうか、グリアに協力する立場になっていました。
なかなか衝撃的というか意外な末路もあって興味深いシミュレーションでしたね。

さて、今回の最後では、サマリタンの制止など聞かずにフィンチがついにアイス・ナインを実行。そして次回、最終回へ。

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