※話数はDVD版に準拠します
真心が届く 第6話
あらすじ
高校生ユナの詐欺事件を担当したジョンロクでしたが、周囲にユナの味方がいない状況。さらに直接話を聞きますが、ここでも嘘が入り混じるあいまいな話ばかりをするユナにジンシムがぶちぎれてしまいます。
厄介そうな高校生ユナ
ジョンロクはこの前ジンシムが裁判を見てきた、高校生ユナの事件を担当することとなりました。その件で告訴を取り下げる嘆願書を学校まで取りに行く必要があり、ジンシムは他の秘書であるウンジとともに行くことになりましたが、ウンジは子供の具合が悪く早退したということで、ジンシムが1人で行きます。
学校で同級生たちに話を聞くと、どうもユナは周囲から恨まれているみたいですね。芸能人の偽のサインを売ってお金を稼いでいるという件で完全に信用を失っています。ジョンロクがユナを読んで事務所で直接話を聞きますが、ここでも嘘ばかりついているようで、同席していたジンシムがユナに対して怒りだしてしまいます。
口論を始めたジンシムに対して、ジョンロクは後から説教。秘書としての立場で事件に介入することは許されず、越権行為だということです。
極端な人が多い
ジョンロクに越権行為を怒られたジンシムは子どものように腹を立てます。ジョンロクの指示したコピー部数をわざと間違えてジョンロクに当てつけのように怒って手渡し、どういうことかと尋ねられると、それにも居直る始末。しばらく仕事をしたことで人間的に成長したかと思ったのですが。
このところジンシムの面倒を見られなかったヒョクジュンは、ミンジというほかの女優に付いていました。こちらは売れっ子のようですね。ヒョクジュンの仕事ぶりが気に入ったのか、ジンシムから離れて自分の付き人にならないかと持ち掛けてきます。
さらにジンシムが落ち目であることを馬鹿にした発言を連発し、それをこっそり聞いていたジンシムが怒ってつかみかかる事態になってしまいます。うーん、わかりやすい悪役が登場してしまいました。視聴者的にはこの人は今後ジンシムに再び抜かされて悔しい思いをする展開が待っていそうですね。
この日の夜、ユナが被害者の親に告発されたかどで警察署行きに。ジョンロクに助けを求めてきます。この被害者の親というのがまたわかりやすい悪役で、助けに来たユナがジョンロクを信頼するようになるための舞台装置と化しています。あとジンシムがユナに自分の悲惨な境遇を語りかけて分かり合うという、わりかしベタな展開もありますね。今回は出てくる人たち、特に悪役がみんな極端なんですよね。
しかし詐欺ではないとしてユナを無罪にしようとするジョンロクの言い分はちょっと納得できないですね。だました相手に金を返してから物を言えって感じです。
真心が届く 第7話
あらすじ
ユナの事件ではジンシムが証言を引き出す重要な役割を担ったとして、ジョンロクが褒めてくれ、休みの日にジンシムが勉強を教えてほしいという願いを叶えてくれます。
ジョンロクが笑った
ジンシムの休みの日に勉強を教えてほしいという願いをジョンロクが聞き入れてくれます。ジョンロクが母校へ行く用事があるので、講義室を使おうと提案してきて、ジンシムも快諾。しかし隣り合って勉強する学生尾ような2人を想像したジンシムに対し、ジョンロクはホワイトボードの前に陣取って板書を始めてしまいます。
どうもホワイトボードを使っているとジョンロクが教師、ジンシムが生徒役のようになってしまい、甘い展開には全く進みません。そこでジンシムは法律映画を観て、それでわからないところを解説してほしいと頼みます。映画館ではなくドライブインシアターで、ジョンロクの車です。
私はドライブインシアターに行ったことはないですが、何か関係の進展が期待できそうな場所ですね。福山雅治の「DRIVE-IN THEATERでくちづけを」という曲もありますし。
帰り道もジョンロクの車でジンシムを送迎します。ジンシムがふたが付いたままペットボトルのお茶を飲もうとして、ジョンロクも思わず笑顔に。こういう素の笑いはいいですね。多分ジンシムがギャグを言ってもジョンロクはあまり笑わないんじゃないかと思いますし。
ジョンロクが最後に見たという作品は「AVATAR」。あれは大ヒットしましたが、凄い長い映画でしたよね。私は見ていません。ヨルムと観に行ったそうで、その話をしたあとでヨルムがジンシムの前にも登場。ややこしくなってきました。
テレビ出演は誰の手に
さて、サブキャラにもイベント発生です。事務所のヨン・ジョンギュ代表がテレビ出演して意見を求められることになり、もう1人弁護士に出現してほしいとのことで、事務所で人選しています。
ジョンロクは仕事があるからとさっさとこれを辞退したため、チェ・ユンヒョク弁護士とタン・ムニ弁護士がその座を争います。
タン弁護士は内向的だそうですが、最近仕事で結果が出ていないためここでチャンスをつかみたいと出演を強く直訴します。私どうもこのタン弁護士は他人とは思えないんですね。顔をどこかで見たことあるような気がします。
割と不幸な役回りになる彼女ですが、なんとか最終的には幸福をつかんでほしいです。
真心が届く 第8話
あらすじ
ジョンロクの元に飛び込みで、相談したいと言う依頼者がやってきます。元彼にストーカーされているという話で、どうも飲み物に薬を盛られて、その間にスマホを盗み見られているという話を聞いて、かつて薬物問題で叩かれたジンシムは過去の記憶がフラッシュバックしてしまいます。
テレビ出演は意外な結末に
前回、テレビ出演することになった事務所のヨン代表。一緒に出る弁護士の座をチェ・ユンヒョク弁護士とタン・ムニ弁護士で争っていましたが、タン弁護士の失言によってチェ弁護士が出ることになっていました。
喜んで母親に電話するチェ弁護士。うーむ、前回はタン弁護士がかわいそうになって、チェ弁護士も譲ってやればいいのにと思いましたが、チェ弁護士も親とそんなに喜びあうほど嬉しかったのであれば、まあ彼が出演してもいいかなという気分になりました。
しかしいざテレビの生放送の日には悲劇。出演する弁護士は1人でいいということになり、チェ弁護士はキャンセルされます。こうなるとヨン代表が事務所の威信をかけて頑張ってきてもらいたいところですが、これが全く駄目。司会から振られたことに対して、相づちを打つしかできないというポンコツぶりを見せてしまいました。事前に打ち合わせしとけって話です。
ピンチにヒーローのように登場だ
ジョンロクに相談しに、突然女性が事務所を訪ねてきました。普通は予約がない人は受け付けられないのですが、この日はジョンロクが受付付近を通りかかって、そのまま相談できる流れとなりました。
女性は緊張しているから、ジンシムにも共に話を聞いてほしいということでそのままジョンロクと2人で話を聞きます。
相談の内容は、元彼がストーカーとなっているため、接近禁止命令を出してほしいがどうすればいいかというものです。
元は仲がよかったそうなのですが、元彼が自分のスマホを盗み見しており、別れることになったら家のドアロックの暗証番号を解除して勝手に入り込むようになったと言います。
女性は元彼が自分の考えを何でも読んでいるかのように当ててくることを不思議に思っていたということでした。彼氏への感情がプラスの状態であれば、こういうのも運命的に相性がいいのだと受け入れられるのかもしれませんが、いったんマイナス方向に行くと気持ち悪く思えてくるんですかね。
どうも彼女の飲み物に薬を飲んで眠らせていたそうですが、薬の話が出たところでジンシムは過去の経験がフラッシュバックしてしまいました。心配です。
彼女の家へ証拠を取りに行く際に、ジンシムも家の中まで入るように頼まれます。
そして緩和した雰囲気から突然ホラーの展開!急展開で驚きました。そこのピンチを救ったのが、あとから様子を見に来ていたジョンロクでした。かっこいいです。いざというときも頼れる男なんですね。
真心が届く 第9話
あらすじ
ジンシムはジョンロクのオフィスをピンク色に飾り付けますが不評。その代わりにハート型の付箋で連絡を取り合います。上機嫌だったジンシムでしたが、ジョンロクと共に行った裁判の帰りにヨルムが寄ってきます。2人はパスタを食べに行くはずでしたがヨルムがジョンロクとご飯を食べにいったためにジンシムは不機嫌に。夜の飲み会でその不満を直接ジョンロクにぶちまけてしまいます。
察するのは無理
あらすじで書いたとおりの内容です。序盤は付箋のやり取りで仲が良さそうだった2人。書き終えて用がなくなったはずの付箋を捨てずに取っておくのなんて、学生っぽくていいじゃないですか。
しかし裁判帰りにヨルムが出てきたところから雰囲気が一変。ジンシムはそれ以降ずっと不機嫌になり、ジョンロクはなぜ彼女が怒っているのか全くわからずにいます。
ジンシムはヨルムが出てきてジョンロクを取られたことに焼きもちを焼いているのは視聴者からすると明らかですが、ジョンロク本人は気づけないというありがちな展開に。
ずっとこんな感じでやきもきすることになるのかとも思いましたが、飲み会後に泥酔したジンシムがジョンロクにほぼ本音を言えたこと、といってもパスタを食べられなかった恨みの方が強かった気もしますが、そしてジョンロクが帰宅してセウォンから似たエピソードを聞いてジンシムの気持ちがちょっとわかったようなのが収穫でしたね。
今回もタン弁護士
どうもついていないことが多いタン弁護士ですが、彼女はくじけません。宅配便のお兄さんに恋をしており、みかんを食べながら好き・嫌いの恋占いをしています。いじらしいというか何というか。
たまたまいたジンシムにもその相談をして、行けそうだと後押しされたことで一気に告白までしてしまいます。しかし宅配便のお兄さんは全くそんな気はないようでお断りされてしまいました。今回もかわいそう。
多分彼女は頭の中がぐちゃぐちゃだと思いますが、その日の事務所メンバーの飲み会には確り参加しているのは偉いですね。飲みたい気分だったのでしょう。タン弁護士が醜態をさらしそうなものですが、ここでは前述の通りジンシムとジョンロクの話が中心となったので、これ以降はあまり目立たずに今回は終わりました。
真心が届く 第10話
あらすじ
夫を刺殺したというイム・ユニ事件の弁護をジョンロクが担当することになりました。代表は正当防衛にして解決させれば事務所の評判も上がると張り切ります。しかしこの事件の担当検事はヨルムで、ジョンロクとヨルムは法廷の場で真っ向から対立することになってしまいます。
今後も複雑そうなイム・ユニ事件
あらすじの通りイム・ユニ事件をジョンロクが担当します。夫からの暴力に耐えかねて刺殺したというイム・ユニ。ジンシムはこの事件についてはDVが原因の正当防衛だろうと簡単に考えていますが、実際に何が起きたのかをしっかり把握することが必要だとジョンロクにたしなめられます。特に素での相手に対して武器を用いて反撃すると過剰防衛になるため、正当防衛が当てはめられるかはかなり難しいようですね。
拘置所までイム・ユニに会いに行くジョンロク。ジンシムも同行します。拘置所までが遠いためにドライブ感覚。弁当を作ってきて外で食べるというデートのような展開になります。しかし外はだいぶ寒いはずなので風邪を引きそうですね
今回の最後では再び2人で夕飯を食べに行きますが、帰り道でかなりいい雰囲気に。この場の流れでジンシムが告白するのか、というところで次回へ続きます。これは気になる引きですね。
立場が苦しいヨルム
イム・ユニ事件を担当したヨルムですが、他の検事も担当したがっていた事件でもあるので、食事時にそのイム検事から嫌みを言われます。しかもその後エレベーターにも乗り込んできて、そこでかなりきつい悪口を浴びせられます。うーむなかなかわかりやすい悪役ですね。この場を使って視聴者にヨルムの境遇を説明してくれたようにも思えますが。
ヨルムは必死さが今のジョンロクを上回っているのか、イム・ユニの初公判ではヨルムが優勢となりました。イム・ユニが夫に多額の保険金をかけていたという事実により、正当防衛よりも殺人事件として決着しそうな雰囲気が漂ってきました。こちらも次回以降どう動くのか注目です。