真心が届く(1~5話)


※話数はDVD版に準拠します

真心が届く 第1話

あらすじ

薬物疑惑で仕事がなくなっていた女優オ・ユンソ。過去の人扱いされていましたが、事務所のスタッフが持っていた別の役者用の台本に目を付け、脚本家に直談判しますがユンソ自身はたいした演技力がなかったため、役作りとして弁護士事務所でしばらく働くよう条件を出されます。ユンソこと本名オ・ジンシムは、法律事務所の若きエースであるクォン・ジョンロクのもとで秘書として3ヶ月間働くことになるのでした。

30代半ばの2人の恋愛になりそう

一応サブタイトルがあって、「真心が届く~僕とスターのオフィス・ラブ!?~」と表記されることもあります。1話が40分ほどでサクッと見られます。

「トッケビ」でも共演していたイ・ドンウクとユ・インナが主演を務めるラブコメです。私はトッケビの方は未視聴ですが機会があれば見てみたいですね。若い2人のラブコメかと思ったら、2人ともそこそこ年は取ってるんですね。この放送時点では30代半ばですか。

オ・ユンソが昔売れて、現在では「あの人は今」扱いになっているということはそれなりに時間の経過があったということですからね。ジョンロクの方はさっそく法廷での有能そうな様子が出てきまして、かなり実力がありそうです。私は吹き替え版で観ていますが声がかなり低く、怒ったときとか怖そうです。

すぐに演技を始めてしまうジンシム

結構ギャグ要素がありまして面白いです。
今回の最後の方でジンシムがジョンロクの事務所の部屋にてこれから働くことについての話をするのですが、そもそもジョンロクが女優オ・ユンソのことを知りません。

そこでジンシムが、これまでユンソとしてやってきたCMを自ら実践してみせるシーンがあります。パソコン、ソファ、そして水のCMを再現。その時にBGMだったり画面エフェクトまであって本格的なCMばりです。しかしジョンロクはしらけまくって見ているという落差が楽しめます。これらのCMシーンは、結構ユンソ演技うまいじゃんって気もするんですけどね。
事務所に入ってくるときのモデル歩きみたいなのも堂に入っていましたよ。

また、ジンシムの社会経験の少なさがいろいろと語られます。車の運転ができない、1人で外食できないなど。弁護士事務所が何の仕事をしているかも知らずに来ています。役作りでベン虚数るんだからちょっとは調べとけよとも思いますが、いろいろ失敗をしつつOJTで学んでいくという展開になるのでしょうか。どうもジンシムとジョンロクへの、ジンシムが事務所に入ることになった経緯の説明がズレているようなので、そこもこれからすりあわせが行われていくのかと思います。

真心が届く 第2話

あらすじ

法律事務所でジョンロクの秘書として働くことにしたジンシム。しかし仕事がなかなかできずにジョンロクからはきつい言葉を投げられてしまいます。

真面目で優しいジョンロク

ジョンロクの秘書を任せられたジンシムですが、電話の内線を転送することもできずに注意されます。まあ、ジョンロクなり誰かが教えておくべきではありますが。

昼食の時間になります。1人で外食をしたことのないジンシムはジョンロクと一緒に食べられるものと思っていましたが、彼は別の約束がありました。
事務所の同僚や先輩は女優オ・ユンソが来たことで舞い上がっており、お近づきになりたいとご飯を誘ってきます。しかしジョンロクを待って食べずにいたジンシム。ジョンロクの方はジンシムを気の毒に思い昼食をテイクアウトで持ってきますが、それらの思いを互いにわかり合えることがなく午後を迎えてしまいます。ジョンロクの優しさが見られるシーンでした。

ジンシムやっぱり演技下手

ジンシムが仕事ができないことや、服装や遅刻についていろいろと文句が溜まっていたジョンロクは昼食後にそれをぶちまけてしまいます。

遅刻の件は情報の行き違いがあったのですが、それを言うことなく家で爆発するジンシムでした。
ともかくジョンロクの説教を聞いてジンシムの中には仕事を真面目にやろうという考えが芽生えます。

家に帰る途中で他のドラマか映画のロケ現場をたまたま見たジンシムは、そこでかつての輝いていた自分を思い出すという一幕があります。かつてのジンシムというか女優のユンソの回想シーンが入りますが、やっぱりこの人演技が下手ですね。私は吹き替え版で見ていますが、それでも大根演技にしているのは吹き替え声優の方が工夫したということでしょうか。

翌日になり地味目な服装に改めてきたジンシム。これにはジョンロクも高評価です。さらに秘書業務を自分なりに調べてメモを取ってきたり、内線電話の転送について教わって身につけたりと、仕事をしようと努力しています。こういう展開は気持ちがいいですね。元々大学の中退は自分で決意して行ったというジンシム。そもそもの能力は決して低くないのではないでしょうか。

しかし秘書業務の一環でよかれと思ってやった、ジョンロクの机の整理によって逆に問題が起きてしまいます。ジョンロクの裁判に使う書類がどこかへ行ってしまうのです。これにより、ジョンロクからは、余計なことをせず黙って座っていればいいんだと存在意義を否定されるようなことを言われてしまいます。冷たい態度ばかり取るジョンロクにジンシムも怒りが抑えきれず、険悪な雰囲気で今回は終わりです。

真心が届く 第3話

あらすじ

ジンシムが書類をなくしたと思い込んだジョンロクでしたが、書類はチェ先輩が無断で借りていたことによるジョンロクの勘違いだったことがわかり謝罪します。しかしジンシムは受け入れず逆に口論となり、怒りが収まらないジンシムは、歓迎会の場で泥酔して椅子でスッ転ぶという失態を演じてしまいます。

ジンシムは謝罪を受け入れない

ジョンロクの書類は実はチェ先輩が持っていました。そのためジンシムを疑ったことは間違いだったことがわかり、すぐさま謝罪に行きます。そういうところは素直でいいと思います。
ジンシムは素直に謝罪を受け入れるのかと思いきや、相手が下手に出たので一転攻勢していきます。人を疑っておいて謝罪だけで済ますのかと。いや、謝罪でいいと思いますけどね。何か金品とかを要求しだしたらヤクザ的なやり方ですよ。

ジョンロクも言われるままではなく、ジンシムがジョンロクの机の片付けについて言及したら、それ自体は別問題で、机に手を出すなときっぱりはねのけます。これでジンシムは怒りを爆発させ、その夜に行われた歓迎会では飲みまくり。遅れてやってきたジョンロクに、その態度について直談判使用としたところ、ずっこけてしまうという失態を見せてしまいました。

ジョンロクの過去とはいったい

さて、キャラクターが次々と出てきています。キム・セウォンがジョンロクの家に居候することになります。ジョンロクとは大学の同期だったようですね。
さらにセウォンは事前にヨルムという女性と会ってきていました。セウォンがヨルムもいる法律事務所に復帰するようですが、「別れてから」云々と言われており、付き合っていたみたいですね。彼女はジョンロクとも共通の知り合いみたいです。しかも過去に何かあったようなセウォルの話し方です。異性関係でしょうか、気になりますね。多分恋のライバルになっていくキャラになりそう。

あと法律事務所で目立ってきたのがタン・ムニ弁護士。この人はクライアントを怒らせてしまってジョンギュ代表泣き言を言っていたかと思いきや、歓迎会の席ではユンヒョク弁護士の言うことに次々と茶々を入れるという少ししたたかなところもあります。
それでいて、昨夜のジンシムの失態を途中で帰った秘書のウンジに話す際には、ずっこけ具合も再現するというぶっ飛びぶり。なかなかファンキーな人物のようです。
こうした脇を固めるキャラクターにも今後注目していきたいですね。

真心が届く 第4話

あらすじ

ジョンロクはジンシムが外食をできない状況であることを聞き、さらに同僚が彼女のゴシップ的な噂をしているのをジンシムが気にしていることを知ります。そこで彼女への態度が軟化し、さらにジンシムが秘書の仕事を真面目にやり、能力を発揮し始めたことで2人の仲が急激によくなります。

ジョンロクの見せ場だ

ジンシムは相変わらず1人で外食ができない状態で、ヒョクジュンに昼食を買ってきてもらったりしています。朝の職場までの運転もヒョクジュンに頼んでいますが、彼が兵役関係の用事で来られず、ジンシムは自分で運転しなければなりません。バスで行ったらいいのではないかと思いましたが、彼女の場合調べたこともないのかもしれないですね。

ジンシムが自分で運転して職場まで行きますが、慣れない運転で煽り運転の車にぶつかってしまうという事故を起こします。ああ、やってしまいました。もめ事を起こして運転席でうずくまりそうなジンシムを救ったのはたまたま居合わせたジョンロクでした。相手の運転手に直談判する形で、その運転の荒さを指摘して裁判沙汰をちらつかせることで相手に引き下がらせました。

ジョンロクが助けてくれたことでジンシムも彼への評価を改めたみたいですね。頼りになります。

仲良くなる2人

ジンシムが1人で外食をできなかったり、同僚から陰口を言われていることを聞いて、何か考えるところがありそうなジョンロクです。ジンシムに対して1つ仕事を頼みます。犬の騒音に関する判例をデータベースから探してほしいというもの。ついに法律業務を任されたのでやる気を出すジンシムでした。

ここで失敗したらこれまでの話の繰り返しになるのですが、今回のジンシムは仕事ができます。確り調べてきただけでなく、過去の法学部時代の知識を披露してジョンロクを驚かせます。記憶力がいいんだそうです。これが何かの伏線になるのかも。

ジンシムへの仕事を改めつつあるジョンロク。この日彼は残業でしたが、ジンシムもそれに付き合う形で残業していました。仕事帰りに2人は一緒に食事へ行くことになりました。とても前回までの険悪な状態とは思えないですね。一緒に食事したことで、ジンシムの過去や強い心を知ることができたジョンロク。別れ際にはアクシデントとはいえハグする機会がありました。4話にして早くもだいぶ仲良くなっている2人ですから、今後は波乱の展開も待ち受けていそうですね。

真心が届く 第5話

あらすじ

勉強になるという名目で、ジョンロクから先輩弁護士との食事に誘われるジンシム。そこでは変装して無難に終えたジンシムですが、のちに事務所のユンヒョクに誘われて法廷に入り込みます。

先輩弁護士と同席だ

ジンシムには秘書としてどんどんハードな仕事が任されるようになります。戸惑うジンシムですがスキルはアップしています。頑張ってほしいですね。

さらにドラマの役作りに役立てようと、法廷で働く様子を見たがっているジンシム。ちょうど渡りに船で、ジョンロクから担当事件の相手側である、先輩弁護士と食事に誘われます。
しかし女優オ・ユンソとしての姿を見られるわけにはないと考えており、ジョンロクの協力によって変装します。しかしサングラスにマスクにジャージ?すごい格好にさせられます。しかもしゃべってはいけないという制約も。

当然相手であるジョンロクの先輩弁護士に不審がられますが、ジョンロクもなかなかの紹介の仕方です。ジンシムの服装は、事務所の体操服ですって。体操服…しかもジンシムの肌荒れがひどいとか、太ってきたとかと過剰ともいえるジョンロクの説明にジンシムは怒り出します。

ジンシムはよく考えている

ジンシムは周りに流されるだけではありません。ジョンロクがなぜこの先輩弁護士の前にジンシムを連れてきたのか。そしてなぜ体操服を着せたりしたのか。これをほぼ看破しています。すごいですね。かなり考えて動ける人物です。

徐々に重要な仕事を任されてきているジンシム。ジョンロクに頼まれて事件記録の書き写しのために検察庁にきました。そこで同じ事務所のユンヒョク弁護士に出会い、裁判を見学します。
ジンシムはここで詐欺に問われている女子高校生のユナの事件を知ります。

ちなみにユンヒョクも他の担当事件の弁護士として弁護に回りますが、コメディっぽくグダグダになってしまいました。そのあと「今日は敗訴しました、しかし~」とあっさり負けてたことも明らかになります。うーむ。ジンシムは彼とジョンロクを比較して、こっちの方が仕事ができるぞとニヤリ。身内意識が芽生えてきましたね。

夜にジョンロクはまだ残務がありますが、ジンシムはこの日は早く帰宅。ですが法律の絵本を購入して勉強。もっと戦力になろうと頑張るのでした。努力型の主人公になってきました。

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