PERSON OF INTEREST ファイナルシーズン 10話「完全なる孤立」

パーソン・オブ・インタレスト <ファイナル> 後半セット(1枚組/11~13話収録) [DVD]

こんな話・あらすじ

ついにマシンがフィンチの名前を示した。命を狙われるフィンチを救うため、復帰したショウも含めた仲間達がそれぞれ行動を開始するが、フィンチが今ひとつ積極的に動けずにいる間に犠牲者が出てしまう。

キャラクターの動きや注目シーン

レギュラー2人の最期

今回は通算にして100回目の記念すべき回だったようですね。ショウも帰ってきていよいよサマリタンとの全面対決かと思っていたのですが、なんと今回はその盛り上げに逆行するようにレギュラーキャラクター2人が死を迎えてしまいます。

マシンがフィンチの名前を示し、いきなり怪しげな組織の人間に襲われます。サマリタン関係だろうと思われ、リースとファスコは組織の様子を探りに行き、フィンチはイライアスの隠れ家に身を寄せます。しかしそこも敵に突き止められてしまったため、ルートとショウが相手をしたりするという分かれ方。

フィンチが隠れたのはイライアスがかつてリースと出会ったときに住んでいた古いアパート。懐かしいです。ギャングの抗争が止まない場所でしたが、イライアスが仲裁したことで危険は減ったかに見えました。しかしその状況すらサマリタンにとっては「不自然」と見抜かれ、さっそく殺し屋が送り込まれます。とんでもなく読みが深いですね。

そしてフィンチを逃がそうとイライアスが銃で立ち塞がる敵を撃っていきますが、アパートから出たところで不意を突かれて頭部に銃弾を受けてしまいます。これまでは死んだかに見えて実は生きていたイライアスでしたが、今回は本当に死んでしまったようです。あまりに急で悲しいです。ファイナルシーズンでは彼の人脈や頭脳がかなりの助けになっていたのに。

フィンチをかばうルート

そのままサマリタンの人間に捕まってしまうフィンチ。彼を助け出しに来たのがルートとショウでした。2人の会話でルートがやけに難関な哲学的なことを話し始めます。何もこんな時にする話かとショウが思うのも当然です。ちょっとルートが喋りすぎなので嫌な予感がしました。

ショウが敵を引きつけるうちにルートが運転する車でフィンチが逃げます。ショウをまた敵の元に置き去りにすることを拒むルートですが、今回は仕方ありません。
ルートは先の銃撃戦で傷ついているのですが、フィンチにサマリタンと戦うために、自分で決めたルールに縛られないよう諭します。そんな中で機関銃を備えた車に乗るサマリタンの兵士がやってきます。

ここがルートの最大の見せ場で、敵の車のボンネットを吹っ飛ばして爆発させるという大技をやってのけます。ですが先に行ったところのスナイパーがフィンチを狙っており、ルートは彼をかばって被弾してしまいました。

そしてこのあとで最大の悲劇が襲います。私はルートがかなり好みのキャラでしたので毎回彼女が出てくるとひいき目に見ていましたが、もうそれもできなくなりそうで悲しみでいっぱいです。

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